前回の続き。
正確な燃費を得る為には燃費博士取り付けから最低2回スタンドで給油が必要。初回は満タン直後にメニュー画面から「補正走行を始める」を選択しクルマのトリップメーターをクリア。
2回目は満タンにした給油量とトリップメータの値、つまり消費した燃料と走行距離を入力。ちなみに最低200Km走行が推奨されてるところを411.6Km、給油量は29.84Lでした。
同じセルフで給油したが同じ給油器を使えなかったのが残念。スタンドは凸形状に舗装されてるのでクルマの傾きで満タンに誤差がでる。まぁ仕方がない。
結果得られたポロGTI補正値の意味は
・燃費博士が車速値から積分した距離に0.3482%上乗せするとトリップとほぼ一致
・燃費博士で基準としている2000ccNAエンジン換算の消費燃料値に5.806%上乗せすると実消費燃料にほぼ一致
中途半端に知識のある人は疑問を持つでしょう。クルマから直接デジタルデータ取ってるのに何故こんな補正が必要なのかと。OBD2規格からではトリップメータやインジェクターの燃料噴射量が取れないからだそうです。排ガス規制と故障診断がメインの規格ですものね。
補正不要な水温計の調査を先に行っていました。今時のクルマの水温計あまりに安定しすぎている。不感帯があるはずだ。これは、「ドライバーに不安を与えない目的」「本質的な意味を理解できない数字に神経質過ぎるやつ対策」があると思う。
POLOの水温計はどうなっているのだろう?燃費博士の水温表示と見比べてみた。
@ ここはぴったり50℃、ドイツ人は律儀だ。
A ここはぴったり60℃、やはりドイツ人は律儀だ。
@−A間はキッチリ1メモリ2.5℃、ドイツ人は相当律儀だ。
ここからが本番です
B なんと!70℃でここまでくるのだ。ドイツ人もズルくなった。
C 驚き!75℃で表示上は90℃、最終的に水温は90〜93℃で安定するが表示上はずっと90℃、この先はオーバーヒートしないと不明だが50℃の実績から130℃は律儀に正しいのでは?その前にクルマが止まるか…
二つのことに驚いた。(1)不感帯は予想以上に広い。(2)水温は予想以上に安定してる、これだったらバカ正直に表示してもいいんじゃないか?真夏の渋滞がちょっと楽しみ。
もはや通常の使用でのオーバーヒートは過去の物になったのでしょう。
25年程前に友人のゴルフ1で夏オーバーヒートしそうになった時にヒーター回して凌いだ頃が懐かしいです。
動かないですよね〜水温計って(笑)
数字がきってあるって羨ましいな〜>ポロ