10時半着で前回ニゴイが釣れたポイントから始めてみます。護岸には水位が10数cm下がった跡があります。水の透明度も前回より低めで茶色。しばらく調査するも無反応なのでポイントを移動しようと思ったその刹那。
ツン!とあたってニゴイHit!
先週より一回り小ぶりだけど婚姻色で染まっています。やはりニゴイの産卵場所のようです。
ポイントを移動。ここではバスを狙います。
しかしニゴイHit!
さらに小ぶりで銀ピカ。こいつは産卵と関係ない奴なのかな?
周辺水路からの農排水で茶色の濁りは増すばかり。ちょっと遅めの昼食を経て、エリアを変えてみます。
(霞水系としては)濁りのない水を求めて大きく移動してみました。フライには広すぎるので敬遠してたポイント。単調な護岸が続き、あまり釣れる気がしません。だけど農排水の影響が少ないのと、岸際で白魚を多数目撃したのはプラス要因です。
白魚は居るけどバスは居ないなぁ……。延々続く護岸に飽きてきました。
もう、単調な護岸はスルーしよう。遠目に見える何本かの杭を目指し足早に歩いていたら、いや、ちょっと待て。水中に黒い影を見つけました。あれ、魚じゃないのか、たぶん、きっと。
斜め護岸に張り付くような感じ。日本ナマズがよくやる待ち伏せスタイルに見えます。でもここは霞。アメナマなんだろうか? フライをキャストするとサっ動く影。そしてHit!
バスです。こんなシャローでこんな釣れ方するんだ。
ここ、ひょっとしたらフライ向きじゃないのか?
今までスルーしてたポイントの株価ストップ高。
数分後。キャスト時点ではブラインドでしたが、フライをチェイスする光景が見えてアワセを入れました。
連続ヒットですよ。なにこれ、超楽しいんですけど。
計ったように同じサイズ。(実際計りましたが…)このサイズのスクールが居るのならもう1匹。3連続ヒットあるか?
ま、そうそう上手くいきません。今どきの霞水系、そこまでの魚影はないようで。
バスの口の中をみると未消化の白魚。
じつは1年以上前に、こんなツイートをして20件の「いいね」で喜んでます。
2017年2月12日 シラウオを模したフライを作ってみました。https://twitter.com/KurumadaFF/status/830781161496469504/photo/1
ちなみに、ぱっと見はイワイミノーですが、しっかり沈むよう工夫したシンキングです。
【SNSあるある】
こんなフライを作りました(自慢)
↓
その後、報告なし(釣れてない)
↓
結局、自慢だけで終わる
このフライもその典型で、フライBOXの片隅で万年2軍選手やってます。
明らかに白魚パターンである今こそ、このフライをキャストすべきでは!?
てなことで、使ってみました。
ものの数投で心が折れます。ダメだ。全然釣れる気がしない…。相手は風で波立つマッディウォーター。こんなナチュラルなフライ投げたところで、バスに発見してもらえる気がしない。いや、投げ続ければ釣れるのかも知れない。しかし、マッディ歴20年のキャリアが邪魔してメンタルを保てない。
【結論】人に見せ自慢するフライは釣り場で使い難い。もう、SNSで自慢した時点でその目的は完結してるから、釣り場に持ってく必要ないんじゃないのか。(←それ言っちゃおしまいだろ)
使い慣れたフライに戻します。風が強まったので、オレンジからさらに視認性の良いイエローにカラーチェンジ。
40Upを追加できました。
やっぱ、SNS映えするフライと実際に釣れるフライは違うよなぁ……。
そもそも、本物の白魚は大多数がバスに喰わず元気に泳いでいるのだから。
池の水全部抜く某番組が主張するように在来種を片っ端から全部喰うのであればキャストしてほっとけば食われて釣れるでしょうけれど、実際はそんな事ないのだ。
YouTubeで見る場合はこちら → youtu.be/MUtv_6KFKTU
1) JUN 2018/04/20(金) 16:45:13 | ||
霞水系のオカッパリでこの釣果は凄いですね♪ |
2) 車田 2018/04/20(金) 18:45:45 | ||
いつもこんなに釣れればいいのにね(笑) |