まだ「オーディオ」なんて言葉があった頃、スピーカー工作に熱中しました。狭くチープな部屋に分不相応なバックロードホーン。無駄な事やってたけど、ま、面白かったです。嵩張るので、断捨離という言葉がない時代に断捨離済み。今思えばチョットもったいなかったかな。
もう大音量なんて出せないし、愛用PC valuestar w のスピーカーがそこそこイイ仕事するからいいや。物足らない時はヘッドホン使えば充分。
しかし、なんだが、このごろ、長い間封印されていたオーディオ魂がちょっとだけ復活。気まぐれで検索なんかしてるうち、DTMやってる皆さんから評価されている Fostex PM0.4n よりさらに旧モデル(初代)の中古品を買ってしまいました。外見が若干異なりますが、実質的には PM0.4n と同じようです。
パソコンに繋いでスイッチオン。驚きました。こんなに小さく安価なアンプ内蔵スピーカーから予想を上回る高音質。
ツイーター、ウーハー専用のバイアンプ方式に加え、合理化前の旧モデルなので左右独立電源。アンプにはスピーカーの特性に合わせてイコライジングする小細工が入っていると思いますが、子供騙しのドンシャリでなく、そのバランスは絶妙です。箱が共鳴したりユニットの紙臭さ等の無駄な音が少なく、定位が正確。モニタとして評価されてるの納得。音量下げて至近距離で聞く日本の住宅事情ではこれが正解と思える程です。
音楽のみならず映像コンテンツの効果音も良好。でかいスピーカーとアンプ並べた時代はなんだったんだ。いつのまにか進歩してたんだなぁ…。
タイイングやらの作業もする机上で使うので、コーンを傷付けないかチト心配。…てことでスピーカーグリルを探してみました。
amazonでサイズが合いそうなものを探し購入。中国から郵便で届くパターン。10日程で到着しました。
プラスチック製フランジ、金属製グリル、ビスの2セット。
外径122mm、内径97mmのフランジは超ピッタリです。
グリルは気持ち小さいけど許容範囲。
穴を開けるのは嫌なので付属のネジは使わない。
まずは、マジックテープを買ってみましたが、予想以上に粘着面がネバネバ強烈。せっかくの防振ゴム部に跡が残ってしまいそうなのでボツにしました。
代替案。ダイソーで「しっかり貼れてはがせる両面テープ」を購入。僕が使う音量内ではビビリもでず良好です。
先日JBLのアンプ内蔵スピーカーがダメになったのを機に、どうしようかと考えているうちに久々にオーディオ熱が高まってしまい、当初はFostexの8pでバックロードホーンを作ろうかと思いましたが、妥協しまくってエンクロージャーは長岡氏設計モデルの縮小版の完成品をオークションで購入、2か月前から5pバックロードホーンがモニタースピーカーになってます。
昔々ステレオ誌の読者招待で長岡氏の自宅にお邪魔した事も有りました。
僕も長岡教やってましたFostex主催のセミナーに参加したくらいです(笑)