空気が乾燥するこの季節、静電気がパチっとくるのはあまり気持ちのいいものではありません。
でも、感電にはそこそこ耐性があるほうで、子供の頃は半差しにしたコンセント指でつまんで感電ごっこ(←良い子は真似しないように)を楽しんだり、拾った電子式ライターを分解し放電するユニット(←専門用語で圧電素子といいます)を取出しこれまた感電ごっこ、そのパワーに飽きたらず粗大ゴミのガス台から取り出した強化タイプへ、子供のやる事なので蟻やバッタに電撃攻撃、そして中学になると感電ごっこから転じゲームセンターのコイン投入口(以下略)
メバル釣りの夜、フライロッドを振る右手にバチバチバチバチバチバチ……
リールを留める金具から飛び出す青白い閃光が手首を突き刺し痛みが走る。不思議なことに感電の継続時間はロッドを振る量に比例します。ドアノブでパッチっと来る静電気は一瞬の出来事ですが、それがロッドを振ってる間バチバチバチバチバチバチ……と続く感じ。感電耐性を自負する私にも痛くて耐えられません。
↓はロッドをほんの一振りして撮った動画。真面目にフォルスキャストすると尋常じゃない痛みでロッドを離してしまいそうです。
↑の動画が再生できない場合、スマホはこちらから→http://youtu.be/-xJbmP6riSY
これをダース・シディアス並みに使いこなせば銀河の支配も夢ではありませんが埼玉の小市民には無理であります。何より原因不明の放電現象に困惑。衣服の静電気を疑い大地に両手を付け「アースの儀式」をやってみたり、周囲を見渡し電灯の漏電を疑ったり、そして海に突き出した防波堤に居る事が恐くなり陸地側に避難することにしました。するとロッドを振っても感電現象は起こらず。
じつはこのとき大気の状態が不安定で、みぞれ交じりの雨が降り始めていました。辺りの空気が帯電していたんでしょうね。
参考:http://www.tbs.co.jp/morita/qanda/kaminari/20100727.html
周知のようにカーボンロッドは導電体。綿菓子を作る割り箸のごとくフライロッドを振って電荷を集めてしまったのでしょう。落雷しなくて良かったです…。フランクリンは雷のなか凧揚げしたらしいが無謀な奴っちゃなぁ。
釣りの動画はこちらです
↑の動画が再生できない場合、スマホはこちらから→http://youtu.be/piDtaCyFwHo
コンセントにピンを刺して何人かで手をつないで電気を味わってました^^。
帯電した空気の中でロッドを振るとこんなふうになるんですね。
貴重な体験者様への質問ですが、ロッドを振らなくても帯電している感じって分かるのでしょうか?
関係あるか分かりませんがこの時だけ妙に尿意を催しました。
ここにきて、フライトライUを購入してしまいました。
ところで、車田さんのラインシステムはどのようにされていますか?
トップは付属ラインに0X6ftテーパードリーダーで使ってます。
ストリーマーはTypeUシンクティップで同テーパードリーダー。
厳冬期は6〜12lbルアー用ライン直結でマーカーの浮き釣りです。
これを参考に、今年は『フライでバス』に挑戦していきたいと思います。