22cmのギル君です。近年、このサイズをキャッチするのシーズン通して片手で数えられる程度です。ほんと20UPは釣れなくなりました。
ブルーギルのピークは90年代後半だったと思います。餌釣師が死体の山を築いていたし、電波少年で松村が霞ヶ浦にブルーギル退治に行く企画もあった。バサーが迷惑そうにヒットしてるのよく見たしギルの猛攻(でバスが釣れない)なんて表現がありました。今はノーバイトの猛攻(でバスが釣れない)時代です。
数は減ったものの今でもブルーギルは身近な魚。しかし小さい。真剣に狙っても手のひらサイズばかり、下手すると木の葉サイズ。これは!と思うサイズも19cm止まり。コアなギルマニア達の情報によると小型化は僕の行動範囲に限ったことでなく関東一円の現象のようです。もしかしたら全国規模なのかな?
生き物って新たな生息域に入ると一旦はどっと増えサイズもご立派になるが徐々に分相応な範囲に収まるのではないだろうか? 霞のアメナマも餌釣師が築く死体の山さ加減を見てると、もはやピークは過ぎた印象を受けます。
同じ北米原産シリーズでセイダカアワダチソウって植物があります。ピークは僕が子供の頃で原っぱにニョキニョキ生えていた。TVで「このままでは日本列島がセイダカアワダチソウで覆い尽くされる」的な大げさ番組を見た記憶もあります。それも、結局、数は減り名前とは裏腹に背丈も低くなった。
これらの現象を「ジャパンサイズ化」と命名したい。
余談だがマクドナルドのハンバーガーもジャパンサイズだと思っていた。本国も同じサイズと聞いたときは「え〜〜!こんなんで大柄なアメリカ人が満足するのかよ!!!」と疑問に思ったが、後に「ああ、だからマクドナルドは業績を上げたのか…」と納得した。ほんとに余談でした。
さて釣行記です。釣友のリクエストでリザーバー釣行。なんだかんだで先週と同じ場所に浮くことになりました。寒かった先週と違い丁度いい気温。
前半は風も弱く浮輪日和でしたが渋いです。水面に活気が無くヘラ師の竿も曲がってません。ハズレ日か…。
釣友はこの場所初めてなので今日は案内役。バスっ気が希薄なので手堅くギル君で遊んでもらうも反応するのはジャパンサイズ以下ばかりで盛り上がりません。
コース半周過ぎたあたりで釣友にバスがヒットしますがバラシ連続。この場所もともとショートバイトが多くバレやすいのですが、ハズレ日なので難しさが増しているようです。
そんな釣友もなんとかキャッチできて一安心。これが良型なら満足頂けたと思いますが、本日フライに反応するのはジャパンサイズばかり。単なるだだっ広い野池化したリザーバー。釣行後感想を聞くとあまり良い印象を受けなかったようです。釣り場のイメージはおおかた最初の釣行で決まっちゃいますよね。
釣ったバスがなにやら履き出しました。フライアングラーとしては貴重なストマック。ここはしっかり観察しなきゃ。
どうやらスジエビのようです。フローター目線だとバスが何食ってるかサッパリわからないことが多いです。この時期この場所で魚が反応するフライってことで経験的に使ってましたが、大まかなプロポーション的にはマッチ・ザ・ベイトになっていたのかも知れません。弱った小魚をイメージして作ったフライですが…。
私も本日千葉へ釣りに行って来ました。自慢ではないですが1つの池で20cm中頃ギルが20匹生き物って新たな生息域に入ると一旦はどっと増えサイズもご立派になるが徐々に分相応な範囲に収まるのではないだろうか?以上キャッチできました。
私が思うに、個体のサイズは、生息する池やダム湖の水位の減水に関係するのでは?
水抜きや大減水による生息域の縮小と餌の減少じゃないですかねぇ?
長々と失礼しました。
信じがたい釣果です。居る所には居るんですねぇ。
うらやましい…。
数年前といっても初めて行ってからはや10年・・・昔の釣果が夢のようですね。
でも、まだ釣れてるので贅沢は言えないかもですね。