僕は基本的にタックル、特にフライロッドのブランドに拘りはありません。
全てのブランドに対してニュートラルでいたい。
でも、コスパは重視します。
だから、メジャー釣りメディアでまったくと言っていいほど取り上げられない、新興中華メーカーMaxcatchを愛用しているわけです。
「生涯保証」もあまり興味ありません。というか、「修理費先払い」と捻くれた受け取り方をしているので、むしろ逆方向のバイアスが掛かって食わず嫌いになっているのかもしれない。
コスパ重視のワタシ的には「生涯保証」って元が取れる気がしないのですが、実際のところどうなんでしょう?
「手間」「送料」「クルマのように代車を貸してくれるわけでもない」「人間の生涯を考え出すと(以下略)」が主な理由です。
「修理でより愛着がわく」とか「フライショップとのコミュニケーションの一環」など、FFライフを充実させるメンタル的なメリットのほうが大きいのかな?
ま、ぶっちゃけ、ワタクシの場合、プライスタグ見て「げっ!こんなの高くて買えないぜ!」が現実です。
そんなこんなで四半世紀フライやってるのに「ブランドもの」のフライロッドを持ってません。
Fenwickの文字の入ったロッドは持っていますが、Fenwickってどんなブランドなのでしょう? 高級ブランドではないけど、老舗ブランドではあるのかな?
ちなみにFenwickについては四国の大田政宏さんの記事を読んで「ああ、そうなんだ」程度の知識しかありません念の為。
政宏さんが使ってるFenwickは正真正銘のFenwickなのでしょうが、僕が持ってるのは「J」付きのジャパンモデル。
これ「実質的にティムコのロッド」だと思ってます。
「老舗ブランド」って、ある意味、経営者が売り買いする「転売モノ」なので、時代の変化でわけがわからなくなります。拘るなら創成期のオリジナル品で、コンセプトを受け継ぎ新しく作り直すなら、べつに色を塗り替えて、インファンテでも、ユーフレックスでも、ギャラクティカマグナムでも、ジェットストリームアタックでも、名前は何でもいいです。フラデバ向きの高番手ショートロッドなら。
↓動画の GFF766/7-4J For Bass Bugging は発売当時に近所のアウトドアショップに在庫が無いので、わざわざ取り寄せて購入したものですが、これですらとっくに絶版の旧式です。FF756-4J Classic Grass はカタログ落ちバーゲン品を買ってから20年以上経過しましたが、何年経とうと「オールドタックル」にはなれないのでしょうね…。
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