先月タイムラインを賑わせていた本、遅ればせながら私も入手しました。amazonに予約したのは2月だったのだけど…。
身近で楽しい! オイカワ/カワムツのフライフィッシング ハンドブック 増補第2版 は、初版に16ページ追加されて、前回購入を迷ってるうちに買いそびれた私には丁度よい内容なのでした。
思い起こせば僕にフライフィッシングの楽しさを教えてくれた魚は「オイカワ」と「カワムツ」、特に「カワムツ」でした。
興味本位で友人と始めたフライフィッシング。最初に苦労したのは「キャスティング」や「タイイング」などではなく「釣り場」でした。これは釣りという趣味の永遠の課題。釣れる釣り場は釣り人でいっぱい。釣りは自然相手の遊びである反面、ライバルたちとの争奪戦であります。
右も左もわからなかった当時、よせばいいのに、友人たちと「渓流が解禁し…」などとN○Kローカル枠のニュースでやるような超有名河川に出かけたものです。そして撃沈、放流ポイントは混んでて入れないし、放流してない場所に魚居ないし、そもそもFF始めたばかりで超ヘタクソだし。
ある日、有給休暇で単独釣行、初めての河川で釣り。例によって釣れない時を過ごし、クルマで山を下り、小さめな橋を渡ったとき、水面を眺めるとライズリングがありました。
下手くそなフライをキャストすると初回から好反応。ちょうどイブニングライズが始まったベストなタイミング。ライズの正体はオイカワ。フライサイズが大きすぎた事もあり、なかなかフッキングしないけど連続バイトに大興奮。まだ仕事中の友人に電話して自慢しました。迷惑な話です。
友人は嫌がるどころか「オイカワでいいから釣りに行こう」と週末に再出撃。ポイントを多少変えるとオイカワより重量感のある魚がヒット! でっぷり太ったカワムツでした。
以後、大ハマリして毎週のようにカワムツを釣りに行きました。夏のクソ暑い時期、木陰にテレストリアル・パターンを投げるとジョボっとランカーサイズが釣れるのが面白かった。ちなみに「身近で楽しい!」ではありません。だって高速使ってクルマで2時間かけて通いましたから。
年券も買いました。ちなみにヤマメもオイカワ/カワムツも扱いは同じですね。アユだけ別格で高かったです。アユ保護とかで毛鉤禁止期間がありました。なんだかなぁ。
その後、僕のFFは漁協の管理方針と趣味が合わないこともこともあり、どんどん下流に下って「ブルーギル」に出会うことで現在のフライでバス釣りに至るわけです。
だから、僕のFF、原点はオイカワ/カワムツなんです、じつは。
↓動画で使ってるミッジ。いくつかは近年巻いたものですが、半数以上はFFを始めた当初に巻いた想い出のフライなんです。じつは。
当時は老眼鏡使わずに巻けたし使えたのに…。
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初めまして。
今年2月よりフライフィッシング始めた初心者です。
菅釣りでニジマスをやってましたが、シーズンオフで
何か無いかと、サーチしており、車田さんのココに辿り着きました。身近な川池には野コイばかりで発泡スチロールでタイイングしたフライでパンプカ釣りして楽しんでましたが、もっと小さい物でも釣れるのですね。
オイカワ、カワムツ狙ってみます。
オイカワ、カワムツも楽しいですよ!