両親の介護絡みで実家に行く機会が増えました。ちょっとした空き時間を有効活用すべく、徒歩圏内のフライフィッシングを開拓します。開拓といっても幼少期の遊び場だったので勝手知ったる超地元であります。
だけど時代と共に様変わりしております。遊歩道が整備され、普通にエロ本が落ちてるチョット怪しい子供の遊び場から健康的な高齢者のウォーキングコースへと変貌しました。
基本的に子供は居ませんね。
幼少期にも「この辺で遊ぶな」的な、怖いカッパのイラスト看板が立てられてたのを記憶してますが、守る子供などいませんでした。良くいえばモラルの向上。悪くいえば堅苦しい世の中になったのかも知れません。
今はコロナ絡みで第何次かの釣りブームとのことですが、当時も今思えば釣りブームだったのではなかろうか。ガチ勢でなく普通のサラリーマン風のお父さんも川で釣りをしていたと記憶してます。
こんな平地の川でも、内水面漁協の監視員が巡回していて、何百円かを徴収していました。ま、当時の子供達が素直に払うわけなく漁協が来ると鬼ごっこよろしく逃げてましたけどね。これも釣りのゲーム性の一環として楽しんでいました。
当時よく釣れた、小ブナ、クチボソ、こいっこ(小さな鯉)、今思えば「漁協が放流した魚」だったのでしょう。
餌はアカムシから入門して、練りエサにステップアップ。安価に買えるマルキュー赤ヘラ、青ヘラ、オカユ粉、特にオカユ粉を必要最低限の極少量練ってオカユポンプに充填しチビチビ使う超コスパ釣法を考案。当時子供の釣り仲間達から「おまえの釣りは貧乏くさい」と揶揄されたものです。今、ハイソなフライフィッシングに手を出しながらも本流に乗れないのは幼少期から病んでる貧乏性の弊害なのでしょう。
で、2020年現在の川。犬の散歩やウォーキングの人目を気にしながら水辺を観察するに、目視できた魚影は、天の川のごとく群れるボラ、悠々と泳ぐ鯉、若干のヘラブナでした。
当初はニゴイを見つけて釣ってやろうと目論んでたけど結果は…。
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