僕はタックルに対してはニュートラルなスタンスをとってるつもりです。贔屓のメーカーも無いし、人間が作る工業製品だから良い面もあれば悪い面もある。予算内で買える道具の長所を活かした使い方をすれば良いと思ってます。
つまりドライで溺愛とか無いです。
FF用タックル、特にウォームウォータ用なんて、フィシュングショーで大々的に新製品が発表されるなんてありえないです。シマノやダイワのリールは毎年のように新製品が発表され、今年のモデルは◯◯ブレーキが改良されてなんちゃらとか愛好家達の話題になったりして、ちょっと羨ましい。
フライフィッシング界もダブハンやらスイッチロッドなど流行はあるけど、メカニズムの技術革新要素のワクワク感はほぼ無いと思います。
ここ数年で「おっ!」と思ったのはLOOPのセブンエックスというフライロッド。ヘプタゴンとかいう「ちくわぶ」のような断面が構造的に面白い。しかし値段を見て「ぎゃああああああ」。最も安いモデルで「じゅ、じゅ、じゅ、じゅ、じゅうにまん円」。高いモデルは「じゅ、じゅ、じゅ、じゅ、じゅうはちまんななせん円」。これはスーパーカーのように写真を見て楽しむ世界。ぃゃ、写真で見たら釣り竿なんてただの棒だし。
僕、個人的は釣り竿はPROX、OGK(大阪漁具)、プロマリン(浜田商会)で十分なんだけど、フライロッドは作ってくれてないのが現状です。
そんな僕ですが、キャリアだけは長いので、それなりの本数のフライロッドは持ってます。同じキャリアの平均的なフライアングラーに比べれば少ないと思うけど、それなりに。
長年、部屋の片隅で眠っていた Fenwick FF756-4J。モデル名が示すようにオリジナルのフェンでなく復刻モデルです。バーゲンで安く買いました。たしかチープなビニール袋に梱包されたけど、それが正規の売り方?だったような。もう昔のことなので忘れました。先日買ったブルーギル専用ライン「エアセル・パンフィッシュ#5/6」と組み合わせみたくなったので超久しぶりの実戦投入。
なんか、ものすごく、とっても、使いやすくてビックリしたんですけど…。1軍昇格!?
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