ピンポ〜ン♪宅配が届いたかと思いドアを開けると。招かれざる客の勧誘だったりするものです。
工事無しで取り付けられるドアモニタを探すと意外と高価。ヤフオクで中古を探すも、意外と人気商品のようで、なかなか落札できません。
自動車用バックモニタに安価なものがあるのを発見。
12V電源アダプタと合わせても専用ドアモニタより安価です。これを買おう!
画角、夜間の明るさ問題無し。
いいゾ〜これ!
大満足な性能につきクルマにバックモニタも付けたくなりました。同じカメラ(モニタ無し単品)と手持ちのカーナビへの接続コネクタ(社外品)を購入。
安価に高性能なものがお手軽に買える時代に感謝ですよ。
DIYなら取付け費用もタダ!
ナビはMAX550HD。かなり古い物ながら、調べると接続コネクタは現在流通しているものでOKのようです。
ギアをリバースに入れた時にモニタを切り替える「バック信号」が厄介かと思いきや、よくよく調べると、なんと!配線済み。GPSを補佐する車速パルスおよびパーキングブレーキと3点セットなので、バックカメラの有無に関係なくデフォルトで繋がれていたようです。バックランプから引っ張っるつもりでしたが、ひと手間省けてラッキー!
でも、カメラの電源もここから取りたい。そうすれば不要な時のカメラがOFFになり節電、というか試験的に動かしたらAMラジオに若干ノイズが乗るんですよね。
てなことで分配しないといけません。上手い具合に、途中にキボシ端子があったので、そこから分配することにしました。
Y型の完成品も市販されてるけど汎用品で自作しました。
ひとつの疑問。何故いままで、ギアをバックに入れてもナビの画面が真っ暗にならなかったのだろうか?
カメラ接続コネクタを挿したことを認識するコードがついてるからなのでした。
しっかし、なにが大変って、カーナビ背面のハーネス地獄。
先日買った作業灯 をインパネ裏から照らし、漏れてくる光を頼りに、ダイソーの園芸コーナーで買ったアルミ製針金と紐を屈指してケーブルを通しました。
カメラはナンバープレートの上に取付けます。ネットで調べると、先人達はライセンスランプを加工しケーブルを通しているので真似しました。
ライセンスランプはユニット右側に爪があり、マイナスドライバーでこんな感じにコジって取り外します。電球交換時と違ってネジを外す必要はありません。(知らずに外しましたが……)
リューターで爪の隙間を広げます。
イイ感じに取付けできましたよ。
……で、ライセンスランプから通したケーブルの行方ですが、これがけっこー苦労しまして。
まず↓の樹脂パーツを外しました。後からわかった事だけど、このパーツを外す必要は無かったかも知れません。でも、キリンのようにフレキシブルな首じゃないと肝心な部分がものすごく見づらいと思います。後部座席側から作業すれば大丈夫だったのかな?
強引にバキバキっと外すのだけど、これ、ほんと嫌い。おそるおそる探りながら外した結果、金属製×2+樹脂製×8=合計10個(多い!)の留め具で固定されていましたが……。
購入11年目の古いクルマにつき樹脂が割れるんですよ。3個程お亡くなりになりました。残り7個で実用上は特に問題ないので、もう、気にしない事にしました。
そして覗き込むとこんな感じにケーブル用の穴と外気導入の逃げ口である排気口が二つ見えます。
ケーブル用の穴は防水パッキンでキツキツなので今回は排気口から通してみます。
排気口には、こんな凝ったモノが取り付けられています。
ワンウェイバルブ的な構造になっていますが、シートが劣化し、めくれあがっていました。そのせいかスペアタイヤ格納場所に、多少、土埃が侵入していました。
シートを一旦取外し、裏表逆に付け直したら、まぁまぁイイ感じになりました。でも、やるなら徹底的に! EVAシートを張ってこんな感じに補強してみました。
バンパー内部はややこしい構造、例によって意外とたいへん。
インパネ側と同様にダイソーの園芸コーナーで買ったアルミ製針金と紐を屈指してケーブルを通しました。
カメラはこんな感じにナンバーの上に両面テープで取り付け。
こんな感じに調整しました。
今どきのクルマの常識的装備が、ようやく時代遅れの当車にも付きました。
やっぱ便利ですね。