ルアー＆フライフィッシング専門誌『Rod and Reel』の出版社、地球丸が破産
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190228-00010000-teikokudb-bus_all

地球丸の出版物で最も読んだのはこれかなぁ。

バスのフライフィッシング入門

ネット普及のせいで云々かんぬん…ってよく言われるけど、それ以前に、趣味の雑誌って、流行り廃り、浮き沈み、があるものです。

僕は少年時代に電子工作雑誌（ラジオの製作とか初歩のラジオとか）が好きだったけど、小学校を卒業しようかという頃には既に「弱体化」が進んで、HPは限りなくゼロに近かったと記憶しています。「趣味の世界は奥深い」なんて言われますが、現実的には、さほど奥は深くない、というか、あまり奥まで追及しすぎると、超弩級カルトマニア向けになりすぎて出版物として利益が出なくなると思います。

釣り雑誌だって、一般人が好む内容なんてたかが知れてる。ある程度でネタが枯渇しループ記事になる。何処かでテコ入れが必要になってきますが、このあたり、連載少年漫画と似てるのだと思います。「新キャラクラーが転校してくる」「もの凄い必殺技が登場する」「新たな舞台で戦い始める」「誌面のみならずメディアミックスで展開する」などなど。

ワタクシ個人的は、こーいったテコ入れでそこそこ成功して、この出版不況のなか健闘しているのが、ルアーマガジン系じゃないかと思っていますが、皆さんは如何感じてますでしょうか？

ネット上での個人発言の場も流行り廃り浮き沈みがあるものです。Yahooブログが年内で終了するとのことで、僕が見てる釣友達もブログの存続を考えてるようでございます。

以前も書きましたが、今ワタクシが書いてるような起承転結の長ったらしい文書は流行らなくなりました。数枚の写真と簡潔な文書をきっかけにコメントで盛り上がるのが正しい道と思われます。人間が持つ時間リソースは有限。SNSが流行れば流行るほど合理化が必要。スマホの機能をフル活用した半自動的なイベント送信に「いいね！」で済ませる時代に突入したと思われます。

ブログを更新しSNSに送信したところで、SNS側の世界ではタイトルと補足説明だけお腹いっぱい。SNSユーザーはリンク先はタップせず「いいね！」を押す習慣がつくでしょう。ページビューが無いとブログ運営元には広告費が入らない。SNS側のページピューだけ増えるなんてバカらしい。そりゃYahooだってブログを辞めたくなりますわな。単にSNSにネタを提供するだけに成り下がってますから。

まあ、それは良しとしましょう。だけど、以前も書きましたが、何が気に入らないって、この時流に乗って全世界の個人情報の集合体を巧みに操作して、超超超超激激激激激ボロ儲けしてるマーク・ザッカーバーグとかいう野郎が気に入らん。「お金は寂しがり屋だからお金がある所に集まりたがる」とはよく言ったもんです。

こんな発想を持つ時点で、ワタクシ人間の器が超絶小さいことを暴露しているようなもんでありまして、ザッカーバーグ大富豪に比べてあまりに地球丸寄り、ぃゃぃゃ、こんなこと言ったら地球丸に失礼だ。地球丸より遥かに底辺2万マイルに棲息しているのだから、「地球丸さんお疲れ様でした今までありがとう」と感謝しなくてはならないのであります。