2週連続牛久で撃沈もネタとして悪くはなかろう。買い物ついでに足を延ばし昼過ぎにエントリしました。自宅から1時間10分で着く牛久。お手軽さがメリットです。滅多釣れないけど。

2時間程度で帰るつもりが、開始30分でまさかのバイト！ フッキングしなかったけど今日はイケるんじゃぁないのか？

真面目モードにチェンジ。釣ってやるぜ！

4時間経過……。

さっきのバイトは巧妙な罠だったのか？

雨上がりのローライトコンディション。北東の風が冷たく、6月にしては寒すぎる気温16度。でも、バイトがあったのだから悪くないないハズ。いや、牛久てしては抜群の好条件かも知れないじゃないか。ここまできたら夕マズメまでやってやろうじゃないか。

1日中マズメ時のような曇天ながら、魚達は規則正しい生活をしているのですね。夕方になると泳ぐ鯉を見たり小魚が水面でピチャっとやるようになりました。

そして！ バスがフライをじ〜〜〜っと見てるではありませんか！

食った！ バレタ！ が〜ん…。

その数10分後。フライを咥え反転する魚体。偏光グラス越しにギラっと見えた感じからして良形です。しかしショートバイトで抵抗なくスッポ抜け。

おい。なんなんだ。今日の牛久は生命反応あるぞ。釣れてないけど…。

さらに数10分後。ポッパーが音もなく吸い込まれました。ゆっくりとしたスローモーションのようなバイトです。

都合4回目のバイトでようやくフッキング成功。

こんなに生命反応のある牛久なんて滅多にない。もうバラシたくない。なんとしても1匹はキャチして「2018年は牛久で釣れた」の実績を作りたい。慎重にファイトします。

バイトの瞬間、魚体が見えずサイズは分らなかったのですが、物凄くトルクフルな引き。ぃゃ、ちょっと凄すぎ。大きいんじゃないの？ バスってこんなに引く魚だっけ？ しかも水深1mもないシャローフラットですよ。経験的に潜る場所がないとバスは早々に寄ってしまいます。しかし、引く引く。おい！何処へ行く。これ、まさか。

デカ！

かなりデカイ！

バス釣り人生6匹目の50UP。自己記録No.2の53cmです。僕は50cm以上のバスをフライでしか釣った事ありません。こんな日本のバスアングラーは珍しいと思います。ま、フライでバスを釣ってる時点で珍しいわけでありますが。さらなる余談ですが、僕はフライとハードルアーでしかバスを釣ったことがありません。毎週バス釣りやっててワームで釣った経験ないバスアングラーって日本で僕だけじゃなかろうか？ （シーバスやメバルはワームで釣った事あります）

「フライはワームみたいなもんだろ」とのツッコミがあるかも知れません。でも、経験的に、周囲のルアーアングラーの釣れ方と見比べるに、ワームとフライは似て非なるものだと思ってます。フラデバ経験ある方なら分ってもらえるでしょう。ワームのアングラーが連発してるのにノーバイトの猛攻喰らう場面がいかに多いかを。フライを沈めてもワームにならない。素材が違うからソフトベイトにならないと勝手に理解しています。

しかしビックリしたなぁ。マッディウォーターのバスって48cmあたりに厚い壁があり50UPが釣れる確率はかなり低いと思ってました。牛久の通称「豚バス」もだいたい48cm程度が多いのではなかろうか。だけど、こうして釣れたからなぁ。通うべきは遠くの河口湖より近くの牛久なのだろうか？

でもなぁ、釣れないフィールドに通うと感覚がどんどん狂って判断力が鈍るうえに変な宗教的妄言を発するおかしなアングラーになりそうで恐い。

「釣れなくとも釣りは楽しい」なんて大嘘で、釣れないと釣りは面白くないわけだし。それが証拠に「キャス練」とか言ってる人達だって魚が居ない所でやる人は稀でしょう。みんな釣りたいんですよ本当は。

とか、なんだかんだ、言いつつも、素直に嬉しかった本日の釣行。こりゃ、また行くしかないな。