フライでバス釣り
2017年06月29日の記事です
東北渓流釣行(前編)
毎年恒例の遠征釣行(前編)
記事挿し絵
東北渓流釣行(前編)

深夜の東北道を北上します。安達太良SAで休憩するのが恒例になっていて、毎年、このウルトラマンを撮ってしまいます。もう何年も見てるけど、いつも綺麗でピッカピカ。マメにメンテされてる印象です。

深夜のSAで食べる「かき揚げ蕎麦」は妙に美味。

トラック同士の速度リミッターバトル。ちょっと恐い東北道を降りた頃には夜が明けていました。そして、さらに一般道を走ります。

到着した最初のポイント。ひんやり涼しい、ぃゃ寒いです。私は仮眠を経て、日が高くなってから太公望達と合流。こんな渓相の川。

東北渓流釣行(前編)

いかにも「東北」って感じの、広葉樹に覆われた川。空は晴天なのに、川は暗く、木漏れ日が要所をライトアップ。よく考えられたテーマパークのスポット照明のようなライティングが、天然で実現されているのが凄いですね。

東北渓流釣行(前編)

そんな川で釣れる渓魚達。宝石のように、美しく、光り輝いて見えるものです。

でも魚種差別はよくないと思うんですよね。ぶっちゃけ、ボラだって銀ピカで綺麗な魚です。しかし、釣り上げた瞬間から香る「あの匂い」と、港のバッチイ排水溝なんかでウヨウヨと群れてるイメージで好感度を落としているのでしょう。かくいう私も、ボラを釣ったら極力触りたくなかったりします。だって臭いんだもん。

脱線しました。今回のタックル。今年入手した中華フライロッドMaxcatch。

東北渓流釣行(前編)

買ったからには徹底的に使う主義。使い込むほどに、とても5千円とは思えないクオリティ。なんという、ハイ・コスト・パフォーマンス。

3番らしからぬ、ごっついグリップと硬めのブランクもすっかり手に馴染みました。今まで、渓流では、ロングティペットリーダー用の、ベロンベロンのアクションを愛用。リーダーティペットを長くしたいわけではなく、「小さなオイカワ、カワムツを掛けても飛んでこない」特性を重宝していたわけです。

そんな経緯もあって、当初は「これで本当に3番?」と感じたけれど、すっかりMaxcatchに洗脳されて、自在に3番ラインを操れるようながしてきました。これぐらいの魚が掛かれば十分以上によく曲がるし。

東北渓流釣行(前編)
Maxcatchでイワナキャッチ

ただ、ごっついグリップのデメリット。ツーショット写真で相対的に魚が小さく見えてしまいます。

対策としては小さいネットですよ。

AbemaTVで見た魚種格闘技戦ニュージーランド。村田基が現地ガイトの意見を伝言するに「日本人は、魚を大きく写す為に、小さなネットばかり持ってくる」。私も例外ではありません。

ちなみにMaxcatchが、どのくらい、ごっついかと申しますと。同じ3番でも、にっぽんの渓流用と比べると、これくらい、ごっついです。ライザップの使用前/使用後ぐらい違いますね。

東北渓流釣行(前編)

またまた脱線しました。川の印象に話を戻しますと、朝イチ、誰かに攻められていたのでしょうか? 魚がとてもスプーキーな区間と、比較的イージーに釣れる区間がはっきり分かれていました。スプーキーな区間はフライを見切る、喰ってもショートバイトでフッキングしない……。

そうだ!こんな時の為に巻いてきたんじゃないか、あのフライを!!!

私「え〜と、何だっけ? ほら、教えてくれた、コエンザイムQ10みたいな名前のフライ」
知人「アイカザイムです」
私「そうそれ!アイカザイム」

アイカザイムを結んでキャスト! う〜む、どうやらフライ云々じゃなくて腕の問題らしい。サッパリ釣れん……。

結局、スプーキー区間は、魚が見えたりライズしたりするものの釣果なし。たぶん、凄腕FFマンに教育された後なんだろう。当然ながら釣れる区間のほうが楽しい。基本的に魚影は濃かったです。そんな川を昼過ぎに切り上げ、ちょっと早めですが、本日の宿へ向けてクルマを走らせます。

こんな峠道を走っていると……。

東北渓流釣行(前編)

こ、この……黒い生き物。

東北渓流釣行(前編)

まじ、クマ、出たんですけど!!!

東北渓流釣行(前編)

見たところ小熊のようです。ひょっとしたら、近くに母熊も居たのでしょうか? そう考えると、クルマの中からの安全な見物でほんと良かったです。しかも、この道中、2回遭遇しました。クマの出没が増えている事を実感したのでした。

(つづく)

ロッド:Maxcatch EXTREME 8'4"#3
ライン:DT3F
記事の日付:2017年06月29日

コメント

1) カッパ2017/07/06(木) 12:59:25
大きなイワナですね。

熊さんに、川で会わなくて良かったですね。
2) 車田2017/07/06(木) 16:11:38
安全なクルマの中から見れたのでジャパリパーク的イベントで楽しめましたが、マジ川で会わなくてよかったですよ。恐怖に耐え切れず自殺してしまったかも知れません。

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