僕が釣行で使ってる水温計。極一般的な、このアルコール温度計です。
同型を釣り番組で見たことあるし、この記事を見てる皆さんのなかにも愛用者は居るのではないでしょうか?
冬によく行く霞水系某所の水温を表層で計るとこんな感じ。しかしですよ。水は4℃で最も密度が増して重くなります。釣りの教本なんかにも4℃付近の水は湖底に溜まるので、魚はそれを避けて浮くとか書いてあります。霞はシャローフラットだからこんなんかなぁ〜とか納得していたのだけれど。なんか、最近、どうも、水温計が疑わしく思えてきたので…。
精度を試すべく、手頃な温度が知れた熱源体として自分の体温を計ってみました。金属ケースから本体を取出し脇の下で計測。
体温計と異なりピークホールド機能がないので撮影中に徐々に下がってしまいますが、それを差し引いても、正常な人間の体温とは思えません。釣り依存症をこじらせて、変温動物へ変態しつつあるのだろうか?
氷水の温度を計ってみました。周知のように水と氷が共存できる温度は0℃です。
埼玉の水道水で作ったので凝固点がキッチリ0℃とは言えないにしても低過ぎ。かなり水温計が疑わしくなってきました。
釣り用アルコール温度計の精度なんてこんなもんなんでしょうか? が、しかし、しみじみ見つめると、な、な、なんと!
はぐれアルコールがこんなところに!
金属ケースに隠れて今まで気付きませんでした。アルコール温度計って、この様に途切れ、断片化する場合があるんですよね。釣具経費削減の為にも修理で済ませたいです。デフラグを試みます。
まずは遠心力でなんとかしようとするも直りません。
こんなときはMAXまで振り切らせると直ります。過去に何度か実戦済みで成功も失敗もしています。失敗したのは中学生のとき。アルコールランプで炙ったら急激に上がり過ぎて激しく破裂。赤い液体とガラスの破片が飛び散り、かなりショッキングな光景が展開した記憶があるので、やる場合は自己責任。そして良い子は決して真似しないでね。
今回は石油ファンヒーターの温風で慎重にMAXまで加熱して成功しました。
再び、埼玉の水道水で作った氷水の温度を計測。
許容誤差内に復活したと思います。
今まで釣行記やYoutubeにアップした動画に記した水温。実際より3℃程度低く誤っていたことを、ここにお詫びすると共に訂正させて頂きます。
中学生の頃って、ネットも無い時代に良く思い付きますね。。。
断片化は水銀体温計でも時々見掛けますが、試す価値アリですかね??
水銀の場合は有毒なので、今のご時世だと「専門家の指導のもと許可を得て行ってます」とテロップ表示しないとダメかも知れませんね。
お湯で試してみたけど上手くいかずはぐれアルコールは天辺に付いたまま降りてきません。
このまま足し算しながら使おうかな。
アウトドアで持ち歩くから途切れやすいのですかね!?