夕マズメ狙いで午後2時からの釣行。日が長くなりましたね。5時を過ぎても明るいです。日が長くなったのは良しとして、ここまで完全ノーバートなのは如何なものか…。
真冬の遊び相手に重宝していたブルーギル君。今シーズンは絶不調でぜんぜん釣れてくれません。ブルーギルがどんな顔してたのか忘れかけてきたこのごろ、代わってやたら見るようになったのがオオバンです。減る生き物もあれば増える生き物もあるのが自然界。じつは↓こんな記事があります。
中国には住めない? 琵琶湖で水鳥「オオバン」爆増 国内で越冬の6割が集中、中国「移住組」で増加か
↑は昨シーズン琵琶湖での話だけど、この冬から霞でも増え始めたように思います。僕がランガンする範囲を見る限り何処にでも居る印象で、クルマを降り水辺に近づくと、バシャ、バシャ、バシャ、バシャ、バシャ、とオオバンが離陸する水音が僕の釣りの「出囃子」と化しております。
その一席もノーバイトの猛攻で何事もなく日が暮れたら「お後がよろしくない」ので、このさい、無生物でも何でもいいからフッキングして「落ち」をつけたいところです。そして最後の最後で何やらヒット!
こ、こいつ動くぞ。
いや、早合点は禁物。生きてるかのごとく横走りしたバケツの蓋を思い出せ。しかし無生物ではありえない軌道ではないのか? そして水中でギラっと夕日に輝く姿が明らかに魚。しかもバスっぽいではありませんか!
顔をチラ見しバレてから三週間。最後にキャッチしてからは一ヶ月ぶり。唇が赤い真冬の顔。低水温のわりに良く引きました。バレないかドキドキでしたよ。
めでたくキャッチに成功した2016年の初バスでございます。興奮してレンズに水滴がついていたとは露知らず。
上出来の40UP。最後まで諦めず粘った甲斐がありました。
綺麗すぎる「落ち」がついた夕暮れに計った水温は表層で4℃弱。暖冬と言われるこの冬もここ数日は都内でも雪がチラつく本格的な寒さでしたよね。
じつは昨年も同日に初バスを釣っています。その時も今回もフィーデングで回遊してきたヤル気のある魚に偶然遭遇した印象です。昨年はブルーギルがまだ釣れていたので、そこそこ安定して楽しめたものの、前述のように今年はブルーギルがサッパリなので、保障のない回遊を待つ「撃沈と紙一重」の釣行になってしまいます。アメナマ君もフライへの反応は気まぐれな魚だし…。
ってことで日中の釣れなかった時間、深場で「まったり」してる奴のスイッチを入れることができれば釣りの幅が広がると思い、色々試してはみたけれど、思うような結果は得られなかったのでした。ルアーのメタルバイブを真似るのは難しいとしても、せめてシャッドに口を使うバスは拾えないだろうか。ま、ルアーでも難しい真冬のバスフィッシングだからなぁ…。
スマホはこちらからが見やすいです→youtu.be/Zeqz3ZZMJgM
おめでとうございます。
魚の反応が全く得られないかも知れないっていう恐怖に打ち勝つ精神力を持つ人だけが得られる快楽ですね。