修理したJOYCRAFT JU-1ですが、意外と、しぶとく使えてます。
ハイポジションシートを自作してみました。50mm厚の発砲スチロール板をニクロム線カッターで裁断しただけのシンプルなものです。
純正品を雛形にしたので、こんな感じのコピーが出来上がりました。
これからの低水温期に向かって、お尻が水に浸からないようにする作戦なのです。こんな感じに2階建てにして準備完了。ピッタリはまってフィット感もなかなか。肩に担いでエントリーポイントへ歩き出したら問題発生!
一足毎にウエーダーと擦れて発泡スチロール特有の「キュッキュッ音」が耳に突き刺さります。これ、黒板を爪でひっかく例のあの音と同様、常人には耐えがたい不快な音です。
上下逆にしたら解決しました。最初からこうすりゃ良かったです。単体で使う場合は適当な布か何かでカバーを作ると良いでしょう。
エントリすると目論み通りに膝から下しか水に浸かりません。そして従来比5cm増しの視界が素晴らしいです。たかが5cm、されど5cm。踵がちょっと高い靴を履いただけで、普段歩く場所の景色が違ってみえるように、人間の感じるほんの数cmは意外と大きいものです。透明度のあるフィールドなら今まで見えなかったバスを発見できるかも知れません。重心が上がることで安全性の不安もあったわけですが、私が浮くフィールドでは問題なさそうであります。
【おまけ釣行記】
今回こんなキールストリーマーを作ってきました。じつは本日の霞水系、天気予報を見ると曇りで気温が上がらず北東風も強め。11月のフローターフラデバではほぼ撃沈確定です。先日のオイカワ釣行でも友人達に霞の近況を尋ねられ「今の時期、風速4m/s以上なら行かない方がいいよ」と言ってきたばかりです。
じゃ、なんで来たのかと言えば、フライやハイポジシートを作ってたら人間の活性が上がってしまったのです。今までも、こんな感じで出撃してしまったことが多々ありますが、ほぼ釣れてないです。なんという学習能力の無さ。
先日の雨で濁りが入ってます。そしてノーバイトの猛攻と戦いながら思います。「このフライ、今日の水にマッチしない気がする…」ってことで2軍落ち。実績の無いフライを使い続けるのは勇気がいるものです。もっと水温が下がり透明度がある時に再度チャンスを与えることにします。
実績のあるチャートカラーのマジックヘッドに代えるも魚信は得られず。そしてシンキングラインを引っ張り続けることに飽きてしまいました。
フローティングラインにチェンジ。やけくそでポッパーを投げ続けます。ノーバイトの猛攻に変わりはありませんが「そのうちバスが飛び出すのでは?」の妄想があるぶん、こっちのほうが面白いです。
多少は風が弱まりました。そして波が立たないチョット奥まった所にキャストが決まると、で、出た〜!
条件が揃えばバイトはあるものですね。しかしバスの活性イマイチなのか食いは浅く、人間のほうも集中力が切れかかっていたのでフッキングがイマイチ。結果、ファイト時間0.5秒でバレる一瞬の出来事でした。画像は動画をキャプチャしたその一瞬です。
また風が強くなりノーバイトの猛攻が続くわけですが、ポッパーに出る瞬間を見てしまったのでシンキングラインの釣りには戻れません。
そして夕方に最後のチャンス。画像はポッパーに出る瞬間をキャプチャしたものです。
これもフッキングが浅く1.2秒ぐらいでバレてしまったわけですが…。
バイトがあっただけでも収穫ってことにしておこう。
本日出撃してきました。日中は風に悩まされましたが夕方ポッパーで釣れましたよ。
週末のお天気次第ですが今月いっぱいチャンスはあると思います。出ればコンディション良い40upの可能性高いので是非!ハイシーズンより1匹のありがたみは大きいですよ。
小さく作った為か乗せた途端に凄いキューキュー音で
即効、捨てました。
ピッタリサイズで再製作してみよかな?
画像の使い方だと釣行中はまったく問題ないです。けど、車内では詰み方気にしないとコーナリングでキュキュしてしまうので薄いEVAシートでサンドイッチ化を計画中です。