【釣行記の追加記事です】
冗長と思い釣行記では割愛しましたが、テストは続けているしコメントも頂いたので記事を追加します。
僕はフラデバのティペットにフロロが大好きです。葦に倒木に絡まったとき解けやすいし痛みにくいです。ただ、ナイロンテーパーリーダーと結び目の強度には不満を持っています。ミスキャストで葦や倒木にフッキングしてしまった時、フローターはフライを外しに近づけますが、ポイントを潰したくないから強引にでも引っ張って外したいのです。でも、ラインを太くしても切れる時は切れるというか、ポッキリ折れるんですよねフロロは。最近はちょっと高価なシーガーエースの3号を愛用してますが、やっぱり、結局、切れる時は切れます。そしてリーダー側が切れる場合は、固いフロロがナイロンを切り裂いているような気がしてなりません。
セールで偶然買ったブレイデッドテーパーリーダー。使ってみるとターン性能よりもティペットとの結節強度にメリットを感じました。固いフロロをソフトに包み込み物凄く具合がいいんですよね。が、しかし、温水FF環境と相性が悪いのか?「浮力問題」に直面してます。フロロの重さに引っ張られて沈むのでなく自ら沈んでしまうのです。なにかいいフロータントはないものか…。
先日の渓流釣行でバンブーロッドフリークの知人に尋ねてみました。
私「シルクラインを持ってたよね?」
知人「ああ」
私「それに塗ってるやつを知りたいのだが」
知人「『ミューシリン』ってやつだよ」
私「どんなの?瓶に入って売ってるの?」
知人「缶だよ」
私「え?缶……ぁあ、ニベアみたいな?」
知人「そうそう」
私「じゃあ、ニベアでよくね?」
知人「だめだろっ!」
じつは先日の釣行、デジカメフォルダの1枚目はこれです。水仕事から主婦の手を守べく天下のニベア花王株式会社が開発した商品。手荒れする冬は私も愛用しています。というか、使ってるものを釣り場に持ってきました。たっぷり塗り込んで釣りを開始!
で、開始当初の浮力はまぁまぁ合格って感じでしたが、相変わらずフラデバ環境は過酷なようで、気がつくと効果はなくなっていました。持続力はドライマジックと大差ない印象。ランニングコストは大幅に安いもののイマイチな感は拭えません。
画像のアトリックスはこのままクルマのトノカバーに置いてきちゃったし、相変わらず浮力不足のまま釣り続行。フッキングミスが何度かあったけど、実質TypeT相当のブレイデッドテーパーリーダーの抵抗が原因のような気がして精神衛生上よろしくないです。
ぐぬぬ、やっぱ本家ミューシリンを買わなきゃならんのか。
「どーせビックリ仰天のボった価格なんだろ!」と、調べてみると予想よりは遥かに安いです。
が、しかし…。
セールで安く買ったブレイデッドテーパーリーダーの価格と大差ありません。
追加投資してまで試す価値はあるのだろうか…。
そのロールキャストのテク、毎回、普通にやってますよ。
懐かしいところでは、バグフロートっていうのをフライラインのフロータントとして使ってました。
今はティムコのシマザキリーダーグリスとかいうのはいかがですか?
別の目的(滑る)で、シリコンスプレーグリーンをフライラインに頻繁にシュシュするのがマイブームです。
ニベアにしてもこれにしても、フライ専用グッズ以外を使うのって自己責任だから経時変化が心配ですね。
シマザキリーダーグリス良さそうですね。でも、ちょっと高いかな(笑)
懲りずに記事を追加したのでよかったら見て下さい。