前回なぜか釣れてしまったワカサギを参考にこんなストリーマーを作ってみました。
390円のバーゲンプライスで買ったキールフックTMC411S#1/0使用。もちろんワカサギを追うフィッシュイーターを釣ってやろうって算段です。
こちらは「ワカサギそのものを釣ってやろう」と作ったマッディーウォーター用アトラクターニンフ。ブルーギル狙いと兼用。フックはAFB075#12。ワカサギは同サイズのオイカワなんかに比べると大口が開くのでこれでなんとかイケるのではないかと。ストリーマー用にシンクティップ、アトラクターニンフ用にフローティングラインのツータックルで挑みます。
霞水系9:50実釣開始。まずはワカサギ/ギル狙いのアトラクターニンフからやってみます。開始10分も経たないうちにインジケーターに反応。アワセると確かな手応え。ちょっと手応えありすぎ。
なんと、ヒットしたのはバスじゃないですかっ! 狙いと違うけどまーいーや、というか、かなり嬉しいんですけど…。
いまバスの時合がきてるのではなかろうか? ストリーマー用タックルに持ち替え広範囲に探ってみます。しかし困ったことが…。
スマホはこちらからが見やすいです→http://youtu.be/RkM5wbSEgQU
動画を再生してくれた方は表層を流れる謎の浮遊物に気付いたと思います。僕はこれを「マッディーウォーターの素」と呼んでいます。真冬の暖かい日によく目撃します。底に堆積した不純物が剥離して浮いてくる現象。この固形物をお持ち帰りになり、水に溶かせば、ご家庭でもお気軽に本場カスミ水系のマッディーウォーターが楽しめます。
これで何が困ったって、リトーリーブするフライラインが「マッディーウォーターの素」を拾って左手がドロドロになりかなり気持ち悪いです。マッディー慣れしてる僕でも気持ち悪いのだから、ピュアなフライマンなら憤慨し帰ってしまうレベルです。
シンクティップは使いやすいもののフロート部が「マッディーウォーターの素」をごっそり拾ってきます。この状況では普通のシンキングラインが良かったなぁ。
アタリは無いし、左手ドロドロだし、ラインの滑りは悪くなるし、クルマに戻りペットボトルに汲んできた埼玉の水道水で洗い流します。どちらも水源を辿ると利根川の水なんですけどね。
アトラクターニンフの足元狙いに戻すと小さなブルーギル君が釣れてくれました。
ワカサギのほうはサッパリです。もっと小さいフライでないとダメなのか? 居ないのか?
散発的にギル君は釣れてくれるけど、小さい魚は連発しないと面白みに欠けるよなぁ。でも「またバスが釣れるのでは?」の期待感でモチベーションを保ちます。
そして来ました確かな手応え。ちょっと手応えありすぎ。ぃゃ、動く根掛かりレベル。デカっ!
低水温のアメナマは引かない印象ですが今回はそこそこ泳力を感じるぞ。5分少々で弱ってくれたけど腕が痛くなりました。水から持ち上げた時の重量感にビックリ。太ってますなぁ。
結局、小さいブルーギル 〜 中型バス 〜 大ナマズ、全て「ワカサギを釣ってやろう作戦」でタイイングしたフライで釣れてしまいました。嬉しい誤算と考えるべきでしょうか? どうやら冬の霞のお魚達は、僕が思ってた以上に水中の小さな物に反応してくれるようです。ワカサギを狙うなら、さらに小さいフライも試さんとダメかな? そしてワカサギ・ストリーマーがバスを仕留める日は来るのか?
スマホはこちらからが見やすいです→http://youtu.be/jIk0WNMhhIc
わたしも68釣ったことあるしエサ師は竿折られてました
オープンエリアに導きましょう巻かれますよ、色々沈んでますから
こんなに釣れるんですね。スゴイなあ。
ちなみに自分が行くと,小鳥のさえずりなく,
強風のざわめきで,立つこともできないありさまです。
それにしても,フライにニゴイは来ないようですね?
自分はキャットが来なくて少し残念なのですが...。
ああ,今年もバスは遠いなあ...。
同じ霞水系でも他の場所ならフライで釣った経験何度もありますよ!
デカキャットまじ羨まし〜です!!
今度是非冬ナマプロの技を伝授してください♪
いつも楽しく拝見させて頂いてます!
思たより、フラデバファンは多いようで、フライトライがどうしても手に入らず、困ってます。
今は温排水のボラのフックアップの確率をあげる事に必死です。(笑)
フライトライUはAmazonnの在庫も無くなったようですねぇ。車田的には大推薦ロッドだったんですが残念ですわー。ボラに使っても調子良かったですよ。
チープなタックル好きならピッタリですよ。もし見かけたら最後のチャンスと迷わず購入することをお勧めします。ちなみに僕は2セット+ロッド単品叩き売りの計3色揃えてしまいました(笑