人生初！Ｓ沼(マイクロ)バス

早めに終わった仕事帰り、金曜日の夕方、その筋では有名なハイプレッシャー・ポンド、個人的にはまったく釣れる気がしなくて敬遠していたＳ沼に行ってみました。

なんだか今年の４月から、今まで小口顧客に適応されてた県の条例 Re:リース禁止 が大口顧客にまで拡大されてしまったようです。おおっぴらには「釣った魚はスタッフが美味しくいただきました」としか言いようがありません。世知辛い世の中になってしまったもんです。

ＰＭ５時過ぎに到着。ぐるり１周バスアングラー達で盛況です。

35cm

ギル君が群れてるポイントにフライを投げてみます。いつもフローターで浮いてるリザーバーならワラワラと寄ってくる状況ですが、ここはＳ沼、むしろ警戒して逃げていきます、スレてます。

ハッチするユスリカにライズするヤル気まんまんのギル君をみつけ狙ってみますが、フライの隅っこを甘噛みする程度でアワセを入れる気さえおこりません。トラウト用のドライフライなら釣れると思われますが、フラデバアングラーのプライドが邪魔してそこまでする気がおきないですわ。

見えバスがちらほら確認できるも完全無反応。バスアングラー達が入れ替わり立ち替わり常に攻めてるので、そうそう反応してたら生きていけないのでしょうなぁ…。

計らなかったけど22cm程度かな？

日が傾いてきたら活性が上がったようです。な、な、なんと、今まで完全無視だったバスが横目でフライを見に来るようになりました。５０ｃｍも近づかず何処かへ行ってしまわれますが、それだけでもドキドキします。

さらに日が傾くと１０ｃｍ程度まで接近するようになりましたが、なんだか「釣れる釣れる詐欺」の常習犯に見えてきたので無視してポイントを少々移動。するとバシャバシャ！

な、な、なんと、バスが獲物を追いまわしているではありませんか。この季節のベイトはバスの稚魚と思われます。自らフィールド相応の個体数調整を行うシステムが機能しているからべつに Re:リース禁止 の必要もないとか言っちゃうと恐い人達に脅されるからやめておきましょうね。

日が長いこの時期7時過ぎても明るいです 37cm

このパターンのノウハウは多少自信があります、が、しかし、ここはＳ沼、そうそうバスはフライに反応してくれません。

結局釣れないまま終了なのかなぁ。日没も近いので半ば諦め、キャストしながらの撤収モードで駐車スペースに戻る途中、にゃ、にゃ、にゃんと！マイクロバスひっと！ 人生初、Ｓ沼でバスを釣りました。個人的はメモリアル・デーでございます。

さらに、な、な、なんと！日没までに４匹ものバスを釣ることができました。しかもサイズがそこそこ普通。終わり良ければ全て良し。なんだか、Ｓ沼株急上昇なんですけど。