その昔、某ファーストフード店が日本で急成長してた時代は「ハンバーガーとご一緒にポテトはいかがですか?」と言ってきたもんです。当時の人間はスレてなかったのでセット割引がなかったにも関わらずもついつい購入。なぜ勧めるのか? それは奴らの利益率が高いからだ!
時は経ち、人々は賢くなった。某ファーストフード店もそんなこと言わなくなった。しかしである。この手法が未だまかり通ってる業界がある。「点検整備とご一緒にワイパーゴムの交換はいかがですか?」
なぜ勧めるのか? これも奴らの利益率が高いからに決まってるじゃないか!絶対そうだ。間違いない。断固拒否。これは戦いである!
自分で交換しますから、あはははは〜と笑って穏便に戦い続け6年近く経過してしまった。私は科学的根拠の基づく画期的スカラー波を放出することでゴムの劣化を最小限にとどめてきたが、さすがに限界を感じAmazonで替えゴムを発注したのでありました。
今回発注したのはフロント用に2本。フロントの作業方法についてはBOSCHエアロツインワイパー替えゴムだけ交換(9Nポロ後期)練習編をご覧ください。
フロントは練習済みなのであっけなく完了。助手席側の使い古しが意外と状態良いので、これを劣化の激しいリアにまわしてみました。これはケチではない、エコである!
リアワイパーの外し方。ググると基本的に引っ張るだけのようですが、これが見るとやるので大違い。
リアって泥ハネがあるので汚れで固着するようです。渋くてなかなか抜けません。恐る恐るムギギギぎ〜っと力を入れて引っ張ります。
途中から「どーにも、こーにも、固くて抜けん」と思ったら、機構的に1cm少々でそれ以上はスライドしない作りになってました。
ロックが外れる位置まできたら90度進路をかえればスルっと外れるのでありました。
キャップの取り外しも固くて苦労。フロントワイパーで実績のあるマイナスドライバーで抉る作戦が構造的に通用しません。
固く絞った濡れ雑巾で掴み引っ張る作戦で上手く外れました。
ゴムの取り外しも悩みました。
「いったい何処でどーやって固定されているんだ??」
じつはフロントと違って固定する機構はありません。汚れで固着してただけのようです。
ペンチで強引に引っ張って外しました。
汚れの掃除後はスルスルっと入るようになります。
逆順で組み立て完了。1回覚えてしまえば簡単な作業ですね。
ブレードごと交換する場合は以下を購入すれば良いようです。
無理矢理入れようとしたらゴムが切れてしまい、さらにブレードもバラバラになり修復不可能に・・汗
ゴム1本とブレードがゴミ箱行きに・・
助手席側で再トライ。
ブレードをたっぷりの水で濡らして滑りを良くしたところ、今度はスムーズにゴムを差し込むことができ、成功しました。
> ブレードをたっぷりの水で濡らして滑りを良くしたところ、今度はスムーズにゴムを差し込むことができ、成功しました。
固着対策には有効な方法にようですね。貴重な体験談の書込み有難うございます。
外したあと、本体の方の形状をみて気づきました。本体の方の上下(本体を水平にして、ゴムを向こう側に向けて)をつよく押すと簡単に抜けます。力がないひとは、ペンチでつかむといいかも。お試しください。