秋の高い空に真夏の入道雲を合成したような天気。吹き抜ける風も湿気少なくどことなく爽やか。葦がサワサワ擦れる音もなんとなく夏の終わりを予感させるのでした。個人的に夏は嫌いなのでとっとと終わってもらって一向に構いませんが。
画像は後述45upが釣れた直後に撮ったものです。朝は曇ってたけど日中は絶望的な強い陽射し、フライに不利な風で波立つ水面、でも、釣れるときは釣れるもんですなぁ。
8月半ばになると僕のフローター フラデバ シーズンも終盤。毎年だいたいこの頃から釣果がガクっと落ちるというか、当たり外れが大きいというか、ほとんどハズレというか、とにかく釣り辛くなってくるのです。
体内時計にバグがあって人生をダイナシにしてるワタクシですが、稀に何の抵抗もなく早寝早起きができることがあります。スズメがチュンチュン鳴いてる早朝 自然に目覚めた。仲間内の連絡ボードをみるとSEKOさんが釣り行くらしい。予報を見ると午前は曇りで釣り日和。先日の雨で水温も下がったかもしれない。もう、釣りへ行けと命令されてるようなもんです。
8時到着。SEKOさんに状況を聞くと「ノーバイトの猛攻を喰らってます」エエエェー、こんなに釣れそうな天気なのに…。準備して釣行開始。なるほどノーバイトの猛攻です。やっぱり8月のバス釣りはダメなのか…。
画像の一匹を釣るまでが長かった。34cmながら綺麗なバスです。出方も良かった。釣れないわけじゃないんだよな、8月…。
冷静に考えると2時間程度のノーバイトは霞じゃ普通。でも7月までは朝にバイトがあってからノーバイトの猛攻が始まるパターンが多い。これが8月になるとイキナリ出だしからノーバイトの猛攻ってのが多く、いつ釣れるかも読めず精神的に辛いんですよね。7月なら反応あった朝マズメに無反応ってギャップから釣れない感を強く受けるのかも知れません。
そしてμバスを追加し上向くかと思いきや沈黙。
シャロー+ストラクチャー+シェード+丁度いい塩梅の風でさざ波。これ以上ないフラデバ好条件下でようやく追加。ポッピング中にガバっと出ました。口の外側からフッキングしてます。ポッパー進行方向へ回り込んで食ったんでしょうね。
雲の切れ目が広がり8割がた晴れ。逆風で進むのに疲れる程の風。なんだかとってもアゲンストなんですけど。
エントリP対岸までたどり着き「もう帰ろうかな…」が脳裏をよぎります。でも、もうちょっとだけ頑張ってみようかな。
波でポッパーがアピールする気がしなくなったので冬のバス釣り用に作ったゾンカーをキャストしてみます。
ゾンカー着水 → ギラっと光る魚体 → ロッドを立てると凄い重み → 46cmが釣れました。あらビックリ!
これだ!ゾンカーこそが本日のランカーHitパターンなのだ!!!
そんなことないってーのが解ってしまいました。
釣れたのは小バス、そしてノーバイトの猛攻。
単なる交通事故ヒットだったのかな…。
風が落ち着きポッパーに戻すもやっぱり小バス。
眩しいくらいの西日で顔がヒリヒリしてきました。日没間際にひと時合あるかも知れないけど、曇りで釣れそうな朝がダメだった記憶もありギブアップ。
終わってみればこの時期の霞フラデバ的には釣れたほうでした。(当社比)
私、真夏灼熱の釣りも大好きですが、流石にピーカンの天気で霞フローターの勇気はありません。。。