釣友と3週連続ニゴイ釣り場に来てしまいました。僕は平日も1回来てるので4回目です。そろそろニゴイが本格化するはずですが結果的にはイマイチでした。今年は遅れてるのかなぁ?
「こんにちは、あの〜、何を狙っているのですか?」
突然の声にビックリ。季節外れの冷たい風でフードをしてたので背後から近づく人に気付かなかった。振り向くと若いルアーマンが立っている。
規格外の釣り(←雑誌で特集されたり専用タックルが発売されることが無い釣り)をしてると、ちょくちょく受ける質問。え…、その〜、ニゴイですが…。ルアー餌釣り問わず一般的にニゴイはキング・オブ・外道なので返答には躊躇する。
「ああ、やっぱり…、マルタも釣れますよね」
あれ?一般的なルアーマンのリアクションと違う。よく考えたら一般的なルアーマンはこんなポイントに来ないよな…。話すと妙に外道魚に詳しい。
聞けば水産学部を去年卒業した魚全般大好き人間という。通わぬと知りえぬ川の底質や魚の付き場も妙に詳しいので「ここ良く来るのですか?」と尋ねると「子供の頃からの遊び場です」との返答。あれま、ずいぶんお若いけど大先輩じゃないですか!すみません我々は去年からの新参者です。
魚全般のみならずルアー大好きで自作もするらしい。「どんなルアー使ってるんですか!?」と興味津々に尋ねられ再び躊躇。いや…あの…その…100円ショップで買ったやつですが…。
じつは本日、右手方向からの強めの風で僕の2大飛び道具であるフライ&100円ルアーがちっとも飛ばず苦戦中。
それを見かねたのか「このルアー使ってみて下さいよ!」と熱心に勧めてくる。いやいや、もしロストしたらお詫びのしようがないし、不自由なフライ&100円ルアーは僕の拘りだから大丈夫ですよ。丁重にお断りするも、「もしロストしても家に沢山あるし是非使って下さいよ」と熱弁気味に勧めてくる。
このルアーマン、トラウトロッドとメバルロッドの2タックル+飛距離の出るダイバー系ミノー+根掛かり回避でリア・シングルフック一本化。
このタックル構成、ここを案内してくれた知人とほぼ同じだ。規格外の釣りでも正解はあるので釣法が規格化されてる事実が面白い。
ここは素直にルアーを借りてキャストしてみる。まー、横風を切り裂きよく飛びますこと!潜水能力も抜群、遠投しても10lbライン経由でボトムノックがよく伝わるので攻めやすい。
マルタヒット!ルアーの性能に助けられました。お陰様で釣れましたよ。またここでお会いしたらよろしくね。
自分の価値観と判断で釣りを楽しめる若いルアーマンが居るってことは、日本にルアーフィッシングが定着したってことなのでしょうか?それに引き替えフライは衰退の一途を辿ってる気がします。
まぁ来てる連中は浮き釣りの親父たちがほとんどですが(笑
やはりフライは敷居が高い印象なのでしょうね。
10年ほど前、ある野池でフローター&フライのバサーを見かけたときは妙に嬉しかったです。
おっさんの釣り → 爺さんの釣り → 過去の釣り
で終わってしまう気がします。
最近は、フライでバス狙ってる人って見掛けないなぁ。
若い新しい世代が入ってこないって事は
新しい価値観も生まれず
後は、終わっていくだけですね。
え〜っと、人間の動き出しが早すぎるのではないかと(笑)
本番は来週からだと思いますが、私の分も残しといて下さいね♪
それにしても地元にそんなヤングルアーマンがいるとは!!私もお会いしたな〜♪フライはやっぱりある程度年齢いった人の方がうけるんでしょうね。中学生からフライハマってると・・・だいたい人生狂っちゃいますし☆
近所にでっかいキャスティングができましたがルアーの充実ぶりに比べてフライはちょびっとだけです。商売にならないんでしょうねぇ…。日本の2大メーカーも撤退気味だしどうなっちゃうんでしょうか。
maruさん>
そのルアーマン、卒業して戻ってきたらしいのでmaruさんと入れ違いだったのかも知れません。そのうち会うんじゃないでしょうか?なんか生物全般好きそうな空気だったのでmaruさんと気が合いそうな気がします。
イメージが強いような気がして敷居が高いのかも知れません
ね。道具も高いしウンチクいうお高いフライマンがいるのも事実のような?サバとかソウダカツオ、シイラやボラに鯉
虫&魚食べる魚は全部ターゲットに出来るのになんかもったいない。でも投げるのが難しいのかもというイメージがある
ので浸透しないのかも
ぼくが定期購読している『日本の魚釣り@アシェット』にも、フライターゲットとしてメジャー(?)なシーバスやメバルの他に、ソウダガツオ・カツオ・シイラ・ボラなどが載っていましたね。
しかし『日本の魚釣り』、専用バインダーがいっぱいになってきて読みづらいです(笑