気が付けばバチ抜けシーズンです。しかし首都高は実質値上げだしガソリン価格も急上昇。駐車場代も掛かる。貯金切り崩しでなんとか生命維持してる身としては時間当たりの経費的にゴージャス過ぎる…。
理想は、潮回りの良い日に複数人で交通費割り勘、日没前からスタンバってバチ抜けライズを満喫、いやぁ〜楽しかった!と余韻を味わいつつ夜9時頃撤収。
ま、そーそー条件が揃うわけでもなく、この週末は家に大人しく引きこもってようと思ってましたが、夕方、仕事帰りの羽ぴょん氏が電話でコマセを撒いてきます。
結局釣られて東京湾へ向かいますが釣行開始予定は夜9時頃。バチ抜け的には「祭りの後」な時間帯。経費掛けて撃沈は悲しいのでチビセイゴ用ワームを持参することにしました。
到着すると地味ながら水面がチャピチャピしてますが案の定ハードルアーのフッコ狙いは異常なし。しばらくすると羽ぴょん氏がジグヘッドワームでチビセイゴをヒット。
やっぱチビ君を狙ったほうが幸せになれそうだ。ここはトレーラー作戦発動なのだ!
トレーラー作戦とは何か。クルマまで戻ってタックルチェンジは物凄く面倒くさいので、シーバスタックルのままトレーラーでセコセコワームを投げる作戦なのだ!
小型ながら飛距離の出るリップレスミノーのリアにラインを結びます。ううううぅぅ、目が悪くなったから夜にこの手の作業はしんどいです…。ようやく完成し羽ぴょん氏に「できたぞ〜」と見せるも即座に「それこそ先月買った飛ばし浮きを使えばいいのに」とツッコミを喰らいます。
なにを言っているんですか!長年憧れて買った飛ばし浮き。そう簡単に使ってたまるか。まだまだ出し惜しみは続くのです。
トレーラー作戦でチビセイゴ君ヒット!(画像1枚目)、この作戦のメリットとしてルアーの着水が分かりやすく釣りに集中できるってのを発見。
デメリットはヒット後に表面化する。魚をキャッチする感動はあるものの、正直、このサイズ(画像1枚目)をシーバスタックルで掛けてもあんま面白くないです。”スピナーベイト回収時と同等の手応え”と表現すれば伝わるでしょうか?
それでも、やっぱり、釣れないよりは全然面白い。テンション上がってキャストを続ける。ゴン!さっきと違う確かな手応え、こ、ここ、これはフッコサイズが来ちゃった・・あれ?なんだ!あれだ!高さのある足元から水面を覗くと明らかにマルタ君。意外にもトレーラーでなくハードルアーのほうを食ってます。これならPEラインなのでブチ抜けます。ドラグをしっかり締めうりゃ〜っと柵越え。
日付が変わる頃に撤収。トレーラーって管釣レギュレーション違反を筆頭に、なんだか開けてはいけないパンドラの箱的イメージを持っていましたが、どっちに?何が食ってくるか?のワクワク感を発見し、トレーラー好感度アップな釣行でした。これで益々飛ばし浮きの出番がなくなるなぁ。