この時期のバス釣りは意外と難しい、というか悩ましい。朝夕冷えるが水温はそう下がるわけでもなく、バスはまだシャローに居るし、盛期に比べ確率は減るがトップにも反応する。しかし釣れそうで釣れないこの時期のバス釣り。
気温高め。フローターも考えましたが予報だと午後から強風なので先週と同じ場所で陸っぱり。朝一のチャンスタイムに4,5匹のスクールを発見!うち一匹がポッパーにバイトするも甘噛みで何の抵抗もなくスッポ抜け。残念。
その後、見えバスを何度か目撃するも、まぁ、呆れるほど口を使いません。フライを見に来てUターンってのは良いほうで完全無反応な奴が多い。むしろ鯉やソウギョのほうが反応いい。
場を荒らすので普段はフライを追ってくるとピックアップしちゃうが今日のソウギョは小さい。最も迷惑をかけそうな餌釣りの人が居ないしバスアングラーもちらほら。狙ってみようかな。比較的足場の良い場所に陣取りビデオもスタンバイ。回遊待ち。バス狙ってると邪魔しに現れるソウギョ君。これがいざ狙うと回遊してきません。
痺れを切らしこちらから追いかけ、足場の悪い所で捨て身のキャスト!殺気を悟られたようで逃げちゃいました。ちょっとホっとする。ここで掛けても取れないもんな…。
バス狙いに戻しますが不毛な時が続きます。ダレてストリーマーを引いてるとグン!と確かな手応え。殺気が消えると釣れるんですな。
一匹釣れるともう一匹釣りたくなるのが釣り師の心情。真剣にキャスト&リトリーブを続けますがサッパリです。やはり殺気を悟られるのだろうか?
発泡バルサで作ったフローティングミノーをねちねち引いてると後ろに黒い影。明らかにバスですデカイです。40後半ひょっとしたらのサイズです!!!一旦見切られるも1m程度スーっと引きポーズを入れるとサっと黒い影が急接近して食った!!!
でも甘噛みで何の抵抗もなくスッポ抜けました。あああああああああああぁぁぁぁ。本日最大のショーあっけなく終了。
やっぱトップだよな。釣れなくても前記のような大興奮のショーが見れる。ってことでトップで攻め続けますがサッパリです。
やっぱ釣れなきゃな。釣れなくても楽しいなんて釣り師が言う嘘八百の一つ。ってことでストリーマーを引くもサッパリです。
何が正しいのかわからなくなるこの時期のバス釣り。釣り方が限定される真冬のほうがある意味簡単。釣果は別にして。
夕方、マックフライにギル君が高反応。「ジュボバ!」ってギル君特有の吸引型水面炸裂を久しぶりに見ました。マズメのギル君狙いならあと数週間楽しめるかな?
なんか予報外れて午後も風弱かったんですが…。今年最後のフローター日和を逃したのかも?ホントこの時期のバス釣りは悩みます。
しっかり結果を出しちゃうところが凄いなぁ♪。