特派員Kのお誘いで富士五湖方面に行くことになりました。当初は【関東バス撃沈メジャーレイクシリーズ第3弾！西湖】の予定でしたが地元釣友3名で見学するも……あまりに釣れる気がしないのでした。

観光地の定番(笑)富士をバックに撮影

どれくらい釣れる気がしないかを一言で表現すると「ハスが居ない河口湖」……それだったら河口湖でハスを釣ったほうが幸せになれる……って発想で竿を出さずに河口湖に移動しました。先月maruさんと来て「通うに値する釣場じゃないな」の結論に達したばかりだけど……。

前回はmaruさんと「間違ってランカー釣れたら凄いよね」のノリでキャストしてました。今回は仲間内では河口湖に明るい特派員Kの「ここは小物狙いに徹したほうが幸せになれる」に同調し流れ込みに群れてる小物をサイトで狙う釣りから開始。ハスに混じって「見え小バス」が確認できます。小物といえどもスレている巨大釣堀の魚。捕食スイッチをONするよう作ったバス用フライは裏目に出て見切られまくり。

メバル用のフライを沈めてネチネチネチネチネチネチネチネチネチネチ誘いようやくヒット。バスが釣れたのは嬉しいけれどポッパーにバコっと出る釣り方に比べると爽快感は限りなくゼロに近い。でも釣れないよりは釣れたほうが楽しいのは事実なのだ。

見え小バスが釣れて気が楽になったのでハサーになろうと思います。ドライフライでハッシング。さすがに3人で小場所を攻めるとアっという間にスレちゃいますが沖目から近づいてきた群れを狙うと楽勝です。でも、そいつらは何かの拍子に沖に戻っちゃうし真剣に狙うとそうそうバカ釣れはないんですねぇ。

観光地特有の割高感のある昼食を済ませポイント移動。午後の日差しは強烈で肌にタレを塗ったら照り焼きになりそうです。埼玉のような湿気はなく日陰は涼しいけど残念ながら湖畔は日向。暑さでダレたり風で湖面が荒れたり、仲間が爆釣してる時に電話が掛かってきたり、ポイントを求めクルマでうろうろしたり、編集上の都合だったりで夕マズメです。

夕方の湖畔がなかなかの雰囲気なのでウェーディングしてみました。ティペットを太くしバス用に発泡バルサで作ったフローティングミノーを沖にキャストしてみました。おぼろげに見えるウィードの上を高速リトリーブして数秒ポーズ入れてみました。パコっと出ました。

びっくりしました。河口湖のバスがバス用に作ったフライに出るとは!!!それでもやっぱりこのサイズなのが河口湖。

ぃゃ、まともなサイズも出るかも知れないぞ。気合入れてキャストするも何も起こらないのが河口湖。40cm以上に限定したらまだ牛久のほうが釣れるような気がする河口湖。

twitterにJunFstyleさんが　河口湖ってしばらく行かないと行きたくなるけど。行くと「もう、当分来なくてイイやっ...」って気分になる不思議な釣り場です（笑）　って書いてたけどほんとそんな感じの釣場だよなぁ。