バットから曲がるファイト

先月、まさかの田植え濁りでダメダメだった汽水域のボラ釣り。今月そのリベンジ企画に羽ぴょん＆かっしーさんも加わり5人で釣行！の予定が大事に至らないながら交通事故でＦ氏が離脱し4人で開始。まずはファミレスで昼食から。この釣りは娯楽性に重きを置いているのだ。お手軽価格のわりに内容が良いランチで機会があればまた利用したいがそのファミレスの場所はおろか名前すら思い出せない（←どんな記憶力だよっ）のでもう行くことはないかも？

さて実釣。昨夜の雨で濁りが入っているけど、ダメダメだった前回と違い群れを確認できひと安心。ノーバイトの沈黙状態からスタートするが、しばらくすると かっしーさんのリールが悲鳴をあげた。ロッドはバットから満月に曲がっております。

デカっ！人物と魚体を比べて下さい

長時間ファイトの末にネットinした魚体の太ましいこと。この場所でのランカー級。全長65cmながらボラは太くずっしり重い。「ナッツぎっしり確かな満足」スニッカーズを上回る満足感を得られるのがこの釣りの特徴である。かっしーさんは満足しすぎて「疲れた」とぐったり気味。尺ヤマメやランカーバスを釣ったようなガッツポーズと無縁なのがこの釣りの特徴でもある。なぜだろう？釣り世間での評価が低い魚種ゆえ自慢にならないのが主な要因でしょうか？

釣った魚を両手で抱えニッコリ！が釣り画像の定番。だけどボラでそれやってるの見た記憶がない。私だってやりたくない。だって臭いんだもの。魚は総じて臭いけどボラのそれは魚市場の排水口を彷彿とするニオイである。

このサイズでも引きは強烈

それでもボラ釣りは楽しい。何が楽しいって掛かった直後のジェットランとフライタックルの相性の良さ。当HP見てくれる人達でボラとファイトした経験の多くはルアータックルでスレ掛かりではないでしょうか？あれは楽しくない。ただの労働だ。是非ともフライを食わせて釣ってみてほしい。評価が変わるはずだ。臭いけど…。

近くに漁港や汽水の川があり排水溝なんかに群れてる奴らが居たらフライをキャストしてみては如何でしょうか？番手は＃６以上。管釣のルースニングと同じ要領で釣れます。フライもトラウト用ニンフでOK。淡水のボラは難しいのでお勧めしません。食性が違うのでミッジを上回るナノ・テクノロジーじゃなきゃ釣れないと思います。たぶん。

ボラも釣れます車田ホイホイ

お次は2次会。前回同様、日没後は別の場所に移動しルアーでシーバスを狙ってみます。前回同様、釣り易い状況ではなく かっしーさんが3秒ファイトしたのが唯一でノーバイトの猛攻喰らっちゃいました。

埼玉に戻りラーメン屋で3次会して解散。食って釣っての道楽三昧。あー遊んだ遊んだ。