フライでバス釣り
2004年01月24日の記事です
川越淡水魚センター改めFishingField川越へ行ってみるテスト
記事挿し絵
川越淡水魚センター改めFishingField川越へ行ってみるテスト

このHPを作る以前の話ですが、ミッジの釣りにハマってた時代がある。ミッジという用語を知らない人も見てるかも知れないので簡単に説明すると、蜘蛛の巣のような細い糸にマッチの先のような小さなフライを結ぶフライの釣法である。何ぃ?マッチを見たことないので想像できないですと。そっか、今時マッチなんか使いませんからねぇ。マッチを見たことなくてもマッチ売りの少女の話は聞いたことがあるでしょう。雪の降る寒い夜にイタイケな少女が「マッチいりませんか?マッチいりませんか?」(ノ_・、)グスン、書いてて悲しくなってきました。なにが悲しいって、マッチ売りの少女って結末がどうだったのかサッパリ思いだせん(。o゚) ☆バキッ\(-_-;)

「ミッジ巻きませんか?ミッジ巻きませんか?」当時の私は何処からともなく聞こえるこの言葉につられてミッジを巻いては毎週のように川越淡水魚センターに通っていたのである。ある日のこと、いつものように細い路地を入ると、ガ〜ン、池が無ぁ〜ぃ。

川越淡水魚センター改めFishingField川越へ行ってみるテスト

ダンプが土を運び、池というよりむしろ山になってる。あっけにとられてると管理人のおっさんMr.アバウト氏(仮名)が現われた。「ぉお〜う、知らないで来ちゃったのか!またやるからよぅ。釣りの新聞チェックしててくれよ。」 旧川淡は、おおらかな管理と肩の力が抜けた雰囲気が美点の管理釣場で、激空間「朝(ピーー)ン」なんかより個人的には遥か上位にランクされてたのに残念だ。無法地帯「フィ(ピーー)エリア」にも行く気はしないし近場の管釣が無くなったなぁ。それから時は流れ、通年楽しめる霞水系サンフィッシュ科の釣りにハマってからは、管釣の必要性も下がり、川淡も忘れかけていたのだが、なんと!去年復活したのである。場所は厳密には川越ではなくなってしまったのだが何故か「FishingField川越」なる「川越」の名を残して蘇った。正直、Mr.アバウト氏(仮名)が真面目に川淡を復活させるとは思ってなかったので驚きである。

川越淡水魚センター改めFishingField川越へ行ってみるテスト

今日は地元の釣友達とちょっと遅めの新年釣行会である。場所は物凄くわかりにくくパンフレットの地図は南北逆との事前情報に注意しながら釣場を目指す。目印の小池自動車の路地の電柱を特派員Kが指差し「ちゃんと看板がありますよ!」と言う。え?どこどこ?ぅうっ!テキトーな紙にマジックで「←FishingField川越」。しかしながらテキトーなビニールでちゃんと防水加工が施された手製の看板は、言われないと絶対に気付かないほど地味だ。間ぁ違ぃ無ぃ。

TのVOLVOを駐車場に停めて、まず整地されてる事実に驚く。旧川淡は雨が降ると池と駐車場の境界があいまいになるのが特徴だった。世間並みに洒落たレストハウスがあるのは事前情報で知っていたが可愛い犬が繋がれていて来客を歓迎してくれる。旧川淡は野犬が走り周ってるイメージ(あくまでもイメージで実際に野犬が居たわけではないです。)があったので凄い進歩だ。

川越淡水魚センター改めFishingField川越へ行ってみるテスト

3時間券\2,000を購入。随分とお洒落になっちゃったもんだと複雑な想いをめぐらせながら入ったNEW川淡は予想以上に混んでました。釣り人口は減ってると聞くが管釣人気は衰えを知らないのかな?それとも不況で近場で済ます人が増えたのでしょうか?池を見ての第一印象は「濁ってるなぁ」ですが、普段はもっと濁った所で釣りしてるので個人的には問題なし。旧川淡は冬でもユスリカのハッチがあったと記憶してるが水棲昆虫の気配はあまりしません。底の質が悪いのかも?

実際の釣りは王禅寺なんかに比べると平均サイズが小さめな印象ですが、そこそこ釣れて楽しかったです。普通の水質だと魚が逃げてしまうような派手なフライで釣れたのが個人的にはちょっとした収穫。濁ってるのが幸いして霞水系用のフライのテストにもってこいです。ちょっと通っちゃおうかなぁ。

余興でTの親父さん手製の超ショートバンブーロッド(3.4ftぐらい?)で遊ばせてもらいました。#4程度のティップ相当なのですが、この長さだとかなり高番手ラインでも使わないとラインが乗る感じが全然しないんですね。指揮棒を振るような異次元のキャスティング感覚ですが、それでも低番手ラインで10mぐらいは飛ぶという不思議なもの。管釣で爆釣しないと気がすまない方もいるようですが、どちらかというと大らかに楽しむほうが正解ではないでしょうか。私も霞でなかなか出番のないバンブーロッドでマッタリ楽しんできました。まぁ、沢山釣ろうと思っても私の釣り人生で管釣爆釣なんて出来た試しがないんですけどね。蛇足ですが管釣撃沈は何度も…。

記事の日付:2004年01月24日

コメント

まだコメントはありません

前後の記事

くるまだFF フライでバス釣り
トップはhttps://kurumada.sub.jp/です
©2000-2024 kurumada All Rights Reserved.
Generated by 車田CGI (β)