フローターＪＵ−１長期テストレポート（12年目）

フローターJU-1。今年でなんと12年目です。2年前に接着面からのエア漏れによるスローパンクチャー発生。ダメもとで修理を試みて（この記事）、なんだかんだ、今も使えています。

釣りは安全第一。定期点検はマメに行っています。台所用洗剤で洗うついでにエア漏れチェック。補修が甘かった箇所は、接着剤を剥がして再修理。作業も上達しました。弱ったオリジナルの接着剤を綺麗に剥がして貼り直すのがポイント。補修で使う接着剤は今のところスーパーＸのノーマルが一番です。ソフトは柔らか過ぎでした。マッディウォーターや埃を吸着して黒くなるのも判明。多用途ＳＵは未硬化時の粘度が高くて作業性に難がある感じ。

フローター側面下部に取り付けられたの2個のＤリング。これ、隣接する接合面からエア漏れが発生していることから、ストレスの原因としか思えません。正確にはＤリングを貼り付けてる円形のベースが問題。それと本体接合部の隙間が数ミリしかないので、空気を抜いたときに、そこがカクっと折れ曲がるんですよね。そして修理の邪魔。綺麗サッパリ取り去りました。ペンチなんかを屈指して、本体に傷付けないようにベリベリっと剥がす力作業。手にマメができましたが、苦労の甲斐あって結果良好。

じつはＤリング自体は付け根を切り取ることで撤去済みでしたが、今回あらためてベースを剥がし取ったのでした。フライラインが絡まるだけの無用の長物。フラデバ仲間内でもＤリングは評判悪くて、最初から付いて無ければ良いのね。ちなみに、上部のＤリングは、湖上昼寝の係留で稀に使う機会があるので残していますが、これもキャスティング時は邪魔でしかないです。

本日の釣行

そのJU-1で今年の初浮です。朝7時に到着。予報では昼から強風、夕方は嵐なので急いで準備します。スタート時点で水温16℃とずいぶん上がりました。農繁期になり水位も上昇。でも、農繁期基準ではちょと低めかな？

時期的に田植えの代掻きがぼちぼち始まってますが、今のところ濁りは少な目で大丈夫みたい。悪天候の天気予報のおかげで農家の皆さんは作業を控えているのかな？

嵐の前の静けさ？ 薄曇り微風で超浮輪日和。これはトップで釣れちゃうかも知れません。ポッパーでエントリーポイント側のストレッチを一通り流すも無反応。そう簡単には釣れてくれませんね。

対岸に渡ってしばらく進むと待望の生命反応。今年の初トップウォーター・バスでございます。

出方は地味で、まだシーズン序盤って感じだけど、フラデバ愛好家待望のトップで釣れる季節になりました。冬の岸釣りも好きだけど、やはりフローターっていいですね！

対岸の調査を終えエントリポイントに戻ってきました。徐々に東風が強まるとの天気予報。ならば東に進み、その風で押し戻してもらおうじゃありませんか。てなことで東方調査。

いい感じのシェードながら、泥が溜まってダメそうなワンド。釣れるとしても小バスかギル子ちゃんだろうな。あまり期待せずキャストしたら、意外や、ちゃんとしたバスがヒットしました。

画像の水面を見て頂くと静穏さが伝わると思います。しかし、このバスを釣った数分後、天気予報がズバリ的中。強い東風で強制終了。予定通りに押し戻されて上陸撤収となりました。まだシーズン序盤ってことで早朝は避けたのですが、ちっとも寒くなかったし、もっと早く来ればよかったですよ。