僕は、釣り具業界と出版業界、および釣り番組のメディアミックス共同体に、疑問を持ち続けています。例えばですよ。プロ野球中継で選手がホームランを打ったとします。その時、打ったバットの商品名やスペックが画面下にテロップで出ることなんて考えられません。その番組のスポンサーだったとしてもです。ゴルフだってそうです。しかし、それを平然とやってのけるのが、釣り具業界と出版業界、および釣り番組のメディアミックス共同体なのです。
そのような各種洗脳工作に抵抗すべく、日々の修行はかかせません。デススター20個分の強力なトラクター・ビームに吸引されぬよう、絶対的な用事がない限り、釣具屋の半径20Km圏内に入らぬようにしています。もし、万が一、うっかり立ち入ってしまった場合は、几帳面に釣り具が陳列されたショーケースなど、絶対に見てはならない。なぜなら、メドゥーサを直視するに等しい自殺行為だからである。書籍コーナーも細心の注意が必要だ。うっかり釣り雑誌なんかを立ち読みする場合、特集ページなんか特に、読者に釣り具を買わせる呪文が巧みに埋め込まれているので、それを全て読み飛ばす耐呪殺スキルは必須(°O゜)☆\(^^;)何と戦っているんだよ
そんな僕なので、この世に「トライアングルテーパー」なんてフライラインが存在することを知りませんでした。バスバギングの集いに参加してほんと良かったです。この素晴らしい賞品を提供してくれた方にこの場を借りてお礼を言いたく思います。
賞品で頂いたのは Bass の7番。このフライライン、ベリー部にこんな感じのテーパーがついてるのが特徴。第一印象は「太い」です。カラーがアイボリーなのも手伝ってパスタのごとく。最も太い部分は通常のWFラインで9番程度ではなかろうか? エアセルWF7Fが巻けたVLA Wにはギリ入りませんでした。
手持ちのロッドで7番のスペックを待つ GFF766/7 で使ってみます。
このロッド、使いすぎて腰が抜け気味なのもあり、ラインがチト重く感じます。フライトライでも良かったかも?
そして僕の霞水系葦打ち作業は超接近戦。ベリー部だけでキャストする感じになるので、今日の釣りではライン本来の性能はあまりわかりませんですね。リザーバーで手返し良くライズを狙う場合に良いかも知れません。
そうこうしてるうちバスがヒット。
久し振りに使うGFF766/7。このサイズでも良く曲がります。
このテーパーのおかげで、バスフライを投げるのが楽って感じはあります。
欠点は、ある程度ラインを出したまま打ち返すとき、重ったるいとこかな。今日使ってるロッドとのマッチングのせいかも知れません。
投げるフライを、約0.8gのESポッパーから、約1.3gのEVAバスバグに交換してみたら、こちらのほうが、しっくりくる感じでしょうか?
総じてアメリカンな釣り方が合うような印象。
次回は違うロッド、もうちょい距離を投げる釣りで試してみたいですね。
スマホはこちらからが見やすいです→youtu.be/JZWYUdrtA-8
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