今年も渓流釣り旅行に行ってきました。夜出発で東北道を北上します。
運転はメンバー4人の交代制。最初の休憩に丁度いいのが安達太良SAです。ここに寄ると条件反射のごとくウルトラマンを撮ってしまいます。
高速を降り、給油と買い物を済ませ、山坂道を走って到着した川はこんな感じでした。
運転と同様にメンバー4人の交代制でポイントを釣り上がります。1人当たりの釣果は1/4になってしまいますが旅行イベント的には面白くてGoodでございます。それより、なにより、ワタクシ熊が恐くて1人じゃ釣りできないです。メンバーは熊に襲われることなんか滅多に無いとおっしゃいますが、これは核兵器と同じで存在するという事実が脅威といくら説明しても理解してもらえず困り果てています。
エルクヘアカディスをキャストしてみます。
釣れました。
イワナの川です。
水温は12℃と低く、朝は寒いくらいでした。
クルマに戻りコンビニおにぎりの昼食。そして次のポイントに移動します。
昨夜あまり寝れなかったので釣りは他のメンバーに任せ昼寝。窓から入ってくる風は温水FFフィールドではありえない爽やかさ。爽やかさを通り越し霊気すら感じます。うっかりすると永眠してしまうのではないでしょうか?
メンバーがガサゴソと釣り具を片付ける音で目覚めます。聞くとこのポイントはパっとしなかったようです。
クルマで移動し本日3ヵ所目のポイント。私も十分寝たので今度は参加しますよ。元気にキャストするも撃沈しました。遠征したからと言ってそうそう釣れるもんでもないんですよね。
本日の宿に到着。鄙びた旅館をイメージしてましたが、予想外に洒落た佇まいです。
中は良い意味で普通。
本棚で釣りキチ三平を発見し「有明海のムツゴロウ」を読破しました。明日は「ツバメ返し」の技を参考にフライをキャストしてみますよ。
熊鈴は、沢山買って試行錯誤しましたが、南部鉄器のものが音質音量とも最高でした。ただ、野犬や猿には逆効果らしく、興味本意で寄って来られても困りますね。
カウンターアソートも買いましたが、実際に噴射出来ないだろうなぁと思う事と飛行機に積めないのが難点です。いずれにしてもダメですね。
小心者なので、野生生物と仲良く出来そうもありません。
六浦のおやっさんが
「千修万練一尾不能,万人一振三百」
と語っていた言葉がしみじみ来ます。
「趣味の釣り」と「漁師」の違いも小学生だった自分に驚異的ですらありました。
それにしてもイワナが美味しそう。
いい釣り旅行でしたね。