【概要】
フロータント要らずで安定した高浮力。ポッカリ浮きます。着水音がこれまた素敵!
※小気味良いサウンドで誘いたい人向け。半沈みでヌメ〜が好きな人にはお勧めしません。
【マテリアル】
フック:マルトs19 6号【EVAシート】
ダイソーで売ってます。仲間内でも愛用者の多い高品質低価格マテリアルです。
以前、シリコン充填バックアップ材を利用した「不沈バスバグ」を紹介しました。良く釣れたのですが、あの素材、気泡が大きくヤワで耐久性と浮力維持に問題がありました。
【1】
EVAシートをハサミで千切りにします。
【2】
ヘアバグの要領でフレアさせつつ巻き止めます。
面倒な作業ですが頑張ってやる。
【3】
チョキチョキと刈り込みます。
特にゲイプ部分はフッキング性能に影響するので丹念に刈り込みます。
ここの刈り込みが甘いバスバグを見ると「本当に使ってるの?」と疑問に思ってしまいます。ま、実際、使ってないんでしょう。
【4】
シンセテック・マテリアルの欠点として「締め付けてもスベリやすい」ってのがあります。
上州屋レジ横で売ってるαメイトをシャンクに沿って染み込ませます。
これにより取り付け強度が格段に増します。ボディがクルっと回ってしまうと情けないです。
2滴程度で充分です。付け過ぎ注意。
【5】
先端部はスーパーX(多用途SU)を隙間に塗り込み固めます。
魚の歯で切られる以外にも、葦に絡まったフライを強引に回収する時など、この部分は強くしておいたほうが長持ちします。
【6】
アイもEVAで作ります。
ハサミで適当な厚さに裁断しパンチで打ち抜きます。
ドールアイでもOKですが、このほうがパペット感40%UP(当社比)
なお、フラデバ歴10年の経験から、アイの有無は釣果に影響しないと思います。100%人間へのアピールです。
【7】
アイを埋める部分をハサミで切り込みます。「切る」といより「掘る」かな?
【8】
スーパーX(多用途SU)でアイを接着しマジックで瞳を描きます。
ドレッシングはお好みのマテリアルで!
ウイードガードも忘れずに。
【フックについて】
僕が通うフィールドで使い勝手がいいのはこの辺のサイズです。
@ がまかつB10S#2
ポッパー用として絶大な信頼と実績を持つ僕の1軍フックですがバスバグにはシャンクが短いです。
A がまかつB10S#1
ならばとサイズを上げると重すぎです。B10Sは#1から突然重くなります。僕が使ってるタックルだとリズムに乗れないです。
B マルトs19 8号
B10S#2が無い場合の代用品としてます。
C マルトs19 6号 D TMC8089#6
パッケージから出してしまうと見分けがつかないほど瓜二つ。僕の推薦バスバグフックはこれになります。コストパフォーマンスはマルトの圧勝ですが普通に釣具屋で買いたい人はTMCを!
目玉までEVAで作るとは手が込んでますね。
今までのスタンダードパターンの欠点を無くした点。いつもながら感心します。この材料。バッタの腹にも使えそうですね。
ドールアイ在庫切れで仕方なく作ったら意外と気に入ったんですよ。
カッパさん>
このEVAシート使えますよ。たった1枚で嫌ってほどフライ作れる夢のようなマテリアルです。
シケーダー風には発泡ポッパーとコレの
亜種として試してみますね!
楽しみ♪
管理釣り場ですが小型ポッパーの変わりにこれで作った
フライ使ってます。前からインジゲーターアタックする
マスがいたのでそこからヒント得て作りました。そこそこ
釣れましたよ。王禅寺、東山湖、すその、あと長野県の
管理釣り場ここでは入れ食い夕方にあげるペレットとサイズが一緒だったせいか4〜5匹で奪い合いの入れ食いでフライ
すぐ止めてルアーでやってました。カラーもいろいろあるし
いろんなパターンが出来そうですね。
僕はTMC8086とマルトs19、両方持ってるのは#6だけですが、もう、瓜二つとしか言いようがないくらいそっくりですよ。
#10も同じと思いますが、持ってないのでなんとも…、あしからずです。