釣友のゼファーボート進水式に立ち会ってきました。
フローターって人間が発明した乗り物のなかで最も移動速度が遅いのではないでしょうか? 少なくとも僕はこれより遅い乗り物が思い浮かびません。徒歩より遅いのですから…。
遅い反面、位置の微調整能力には優れるのでフライでバス釣るには最適です。しかし場合によりこの遅さが致命傷。頑張って漕いだ結果のエリア選択が失敗だった時の絶望感といったら…。
釣友のゼファーボート。傍目で見るには僕が使ってるJU-1(U型)の倍の速度で移動できる感じです。乗り心地も良さそう。代償として重量はJU-1の倍あるそうです。担いで歩ける距離には限界があるとのこと。
雨の翌日に釣行。画像で水面に映る空を見て頂くとわかると思いますが雲の切れ目から青空がのぞくような天候です。
開始早々、シャローエリアをポッパーで攻めたらポフっとバイト。
34cm。ヤマメだったら尺オーバー!!!と狂喜乱舞するところですが、この場所のバス的には大き過ぎず小さ過ぎず微妙なサイズ。でも、出だしとしては上出来で期待が膨らみます。
今日は日曜日のせいか?たまたま団体さんと遭遇してるのか?ヘラの釣人が多くうかつにキャストするとヒンシュクなので攻められる場所だけ投げそれ以外はただただ漕ぎます。
その移動中に目撃しました。それは上空を旋回するカレーパン泥棒なのです。
キィーーー!バサバサバサ!!!
ヘラ師のお弁当が強奪された。距離があり、捕られた品までは判別できませんが白っぽく見えたのでカレーパンでは無さそう。奴ら人が食ってる物ならとりあえず強奪するようです。
僕がカレーパン捕られた時と同じ展開。実行犯は盗品を独り占めせず水面に落としキィーーー!の掛け声と共に上空待機の仲間達と山分け。前回、水面に落とすのは「故意か不意か」と書きましたがどうやら「故意」のようです。かなり組織化された窃盗団とみました。
話戻ってボイルに遭遇。
僕は滅多に渓流釣りはやらなくなりましたが、渓流ヤマメとリザーバーのバス釣り、意外と似た面があります。
バスが居そうな場所をポッパーで叩くのは渓流の釣り上がりに似ています。「居れば出る」って感じ。口開けて飛び出す姿形も似ている。ヤマメも口でかいし。
バスのボイルはトロ場でライズするヤマメに似てます。「そこで食ってるわりに釣るの難しい」って感じ。ショートバイト多いし。
しかし後者には決定的に違う側面がある。
渓魚のライズ攻略は川を流れる虫をイミテートすればいいわけでフライはそれに適してるし目標点はほぼ決まっている。釣れなかったらトヨタ流の「カイゼン」をすれば良い。高度な技術と職人技が得意な日本人向けとも思える。
しかしボイルの釣り。バスに追われるベイトをフライでイミテートするのは不可能だ。静止状態の姿形をベイトそっくりにしても意味が無い。マネキンは水死体のイミテートは出来ても自由形で泳ぐ競泳選手のイミテートは出来ない。むしろ魚雷のほうがそれに近いかも?
この点について僕は思うことがある。クルマ運転してて、風で飛んできたレジ袋を猫と見間違えブレーキ踏んだことが何度もある。レジ袋と猫。冷静に見れば両者は似ても似てつかない。
これを目指せばいいのではないか?
それはお前の動体視力がお粗末過ぎるからであって魚はもっとちゃんと見てるとかの反論は受け付けません。
レジ袋作戦発動! バスの視界の隅をちょこっと通せばいいのだ。ところでバスの視界ってどの程度なんだ? そもそも今バスどっち向いてるんだ? フローター目線だとサッパリわかりません。わかったところでバスは向きをころころ変えてるだろーな。出来ることと言ったら適当に投げて引くだけです。(←結局それかよ)
信憑性のないレジ袋作戦がハマって朝は連発。日中はノーバイトの猛攻でふて寝。撤収間際の4時頃ちょっと良くて追加。
色々試してみましたが、フラデバの場合、ボイルを狙うにはそれが一番の様な気がします。後は次に出る位置の予測でしょうね。バスの視界にひっかからないとかなりの確立で出ないですからね。
何も食べて無かったんですが、無音で飛んで来て頭上をかすめて行きました。
頭上を通り過ぎた瞬間に風圧と羽音が聞こえてびびりました。
奴らも見間違う事があるんですね。
動画も拝見しましたがいいフィールドですね。
こんなに反応あるなんて凄すぎです。
進水式のボードは零戦みたいでカッコいいですね。
コアファイターカラーがあればバイトしそうです。
急降下爆撃機、油断もすきもないですねぇ(笑)
動画は編集されてるので鵜呑みにし現場行ったら騙されたと思う確率120%です。