暖房効かせたクルマで釣場へ到着。車外に出ると予想以上の寒さにビビる。まぁいいや個人的には暑さより寒さのほうがいいし。しかしお気に入りのポイントへ到着するも強烈な無反応っぷりに鈍器で殴られたような衝撃を受けました。朝一のプライムタイムなのに静まり返る水面は晩秋のごとし。ヘラ釣りの人達もアタリが無いとぼやいている。これはマズイ。追い討ちを掛けるように雨粒と冷たい風。おい!5月中旬だぞ。前回の暑さは何だったんだ?
風裏に到着。ちょっと平和。雲も薄くなってきた。沈船の上にマックフライを通すとバスがスっと出てきてパクっとバイト。なんだ居るじゃないか。冷え切った体を暖める1匹。いや本当にバスが猫のように暖かい。冷えた手より魚のほうが暖かいのだ。
寒気の野郎のせいで朝一のサービスタイムはなかったものの、そこそこ釣果は伸びていく。釣りはピーカンよりぐずついた天気のほうが有利ですよね。バスはストラクチャーにへばり付いて居る感じ。回遊してる感じが希薄で「あちら」から来てくれないので「こちら」から探しに行く必要があるけど教科書的なポイントにキャストが決まれば水面まで浮いてくる。バイトの大半はスローな印象でガバっと出るのは極めて少数派でした。
ふと足元を見るとデカイ見えバス。スポーニング時期にはよくあること。距離をとってポッパーで怒らせてみるも動かざること山の如し。まぁいいさ、フラデバ的には対象外なのでここはスルー。とかいいながら、その後入ったアングラーが気になる。偏光グラスで足元を見ながらワームを操作している。明らかにスポーニングバス狙いだ。あっ!ロッドが曲がった。まさか釣られちゃったの?自分が見逃してやった魚を他人に釣られたくないという万国共通な釣り人のエゴ発動。どうやら釣られたのは一回り小型で一安心。わーははは、ざまぁwwww(。o゚) ☆バキッヽ(-_-;)
時折落ちてくるつめたい雨粒が文字通り水を差すけど、そこそこコンスタントに釣れていく。時計が12時を回った頃からサイズが上がってきた。リザーバー特有の下へ下へと突っ込んだと思いきグフォーと浮いてエラ荒いする立体的なファイトを堪能。ホントこの釣りは面白い。パナソニックから発売された3Dテレビよりも面白い。ここからは40upタイムだぁ!と意気込むもピタっと反応が無くなってしまいました。
1時間後に反応が復活するも小バス2連発。良型は沈んじゃったの?それともポイントのせい?なんだかんだ考えながら朝一無反応だったお気に入りポイントに戻ってきました。迷った時はお気に入り。これ釣りの鉄則。ルアーローテーションとかもそうだけど信じる者は救われる。釣りは宗教です。まぁまぁサイズ2連発。やっぱり救われました。
今日の状況下で当方の釣り方だとシャローより岩盤絡みがいいみたい。曇りとはいえ影になる向きの岩盤を求めて移動。一匹追加できたけどサイズは平凡。本日は数は多い(当社比)けど40upはジャストが1匹のみ。これぞ!と言える1匹がほしい。できれば45upが望ましい。欲を言わせて頂ければ48cm。ぃゃぃゃ夢は大きく50up。とか想いをめぐらせるも小バスすら釣れなくなってしまいました。今日の気温だと朝夕がダメなのか。撤収しよう。遠くまで来てしまった。雑にキャストしつつ、ひたすら漕ぐ。
撤収間際の出来事。画像のバスは自分のクルマを停めた駐車スペースのすぐ下で釣れました。灯台下暗しとはこのことか。
後半活躍したダイソーEVAボードフライ。SAKAMAさんに貰ったフライを参考に今回から投入した試作品ですが、引くとなかなか良い動きで傑作か!と思いき構造に欠陥があり5匹釣ったら壊れてしまいました。この耐久性じゃバスフライとして成立しないですよね。改良して良い結果がでたら発表します。しかしこの動き、当方のフライ製作の精度の低さを起因とする偶然の産物で二度と再現できないかも(汗
当日撮ったこちらの動画もご覧下さい。
ダイソーEVAボードフライですが、僕も昨年大量に作成しましたが、表面保護のコーティングをしてません・・・
車田さんのはしてありますか?
(去年の冬にお渡しした”softex”を使うつもりなんですけど・・・)
構造上の欠陥というのはどういうものなのでしょうか?
(もしかして、EVAポッパーの作成ページがUpされるとか?)
1日3匹で大漁旗を掲げる当社とは大違いです〜。。。
なるほどEVAポッパーが効くのですか。遂に汎用人型決戦兵器がバス釣りにも導入ですネ。房総するとティペットが切れても、自らバスをヒットさせて、S2機関を取り込むとか・・・。こりゃセカンドインパクトも近いな。(失礼しました)