フライでバス釣り
2007年09月02日の記事です
フライでバス
記事挿し絵
 ひねくれ者なのでバスブームを知りません。その時ブラックバスという魚に興味がなかったからです。
 ところが、うっかり、渓流禁漁期の暇つぶしにフライで釣ったら、すっげー面白いじゃないですか。
 ブームが去った後に始めたのは幸運だったかも知れません。釣場に残る人は本当に釣りが好きなようで、良いアングラーと出会えてます。
 直後に反バスの風が吹き荒れるのですが、あまりに冷酷なアンチキャンペーンに、むしろバス釣りを続けようと思うのでした。

 ことの始まりはブルーギル。恥かしい話ですが、ブルーギルが居ることも知らずに「ウグイ?オイカワ?なんか居るだろ?」と霞ヶ浦流入河川にドライフライを浮かべたりニンフを沈めてみました。
 流入河川といっても「ほぼ止水」なので渓流で培った技術が活かせません。今思えば明後日の方向にキャストしてたわけですが、幸運にも時はブルーギルの全盛期、当時はヘラ釣りの外道程度にしか思ってなかったのですが、フライで釣れると一味違うものです。
 どちらかといえば「キモイ」「釣りたくない」と思ってた魚ですが、居場所や狙い方がわってくると加速的に興味が湧いてきます。釣人の価値観ほどいい加減なものはなく、対象魚となったとたんにブルーギルのランク急上昇、熱中して釣場に通いました。フライパターンを改良し、ストラクチャーを攻められるようラインを太く。居場所や習性もわかってくると生息数の多かった当時はボコボコに釣れました。(今となっちゃ良き思い出…)

 ブルーギルに熱中してると稀にバスが釣れることがある。これが面白い。コイのようにトルクがあるわけでもなく、レインボウのように走ることもないのですが、3次元的なファイトは素晴らしいの一言。フライに出るまでのプロセスもエキサイティング。「凄い…、親父が熱中するブームになるわけだ…」
 釣人の価値観ほどいい加減なものはなく、バスのランク急上昇、ブルーギルを追い越し1位に輝き、熱中して釣場に通いました。バスにアピールするようフライパターンを改良し、ストラクチャーに逃げ込まれないよう、さらにラインを太く。居場所や習性もわかってくると…、ブルーギルのようにボコボコに…、釣れることはなかったのですが、そこそこ釣れるようになりました。
 
 バスはルアーのほうが釣りやすい魚です。何でフライで?と疑問を感じる方が多いと思います。
 近年ルアーも多少はじめましたが、やはりフライで釣ったほうが面白いです。
 具体的に言うとより釣った感じがします。ルアータックルは性能が良過ぎて「釣る」というより「巻き取っちゃう」感じがするんですよ。フライに比べて…。
 近年、バスは簡単に釣れる魚ではなくなってしまいました。
 だからこそ一匹の価値を上げるためにも、騙されたと思ってフライで釣ってみては如何でしょうか?(騙されて撃沈したらゴメン)
 (2007年9月)

記事の日付:2007年09月02日

コメント

1) 迷彩親父 2011/04/27(水) 12:36:54
はじめましてフライでバスというで検索していたらたまたまこちらにたどり着きました。もうバスは、やめてしまいましたが過去に
芦ノ湖でフライでバス釣った事あります。
最近のフライは、管理釣り場とソルトフライのみになってしまいましたがちょっとバスフライを、再開しようかなと思ってます。記事
面白いのでちょくちょく見させていただきますのでよろしくお願いします。
2) 車田 2011/04/27(水) 20:21:12
迷彩親父さん書込み有難うございます。
管釣やソルトも楽しいですよね。でもフライでバス是非再開しましょう!
そして今後ともよろしくお願いします。
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