ヤフオクにたまたまお目当てのものが出品されており、衝動買いしてしまいました。手に入れたのはVW純正品のレゲエで名前はヘンだがとても上品なデザインのホイールである。純正の良いところはノーマル状態のクルマに自然に溶け込むデザインであること。社外品のホイールは、営業上、自己主張の強いデザインであることが多く、ホイールだけ浮いて他にもどんどん手を入れないとバランスしない。結果、ドレスアップ無限地獄に陥いってしまうのだ。
インチダウン/ナロー化のコンセプトは
購入した中古ホイールにはタイヤ(185/55R14ミシュラン)もついており2000Kmしか走行してないとのこと。ルポに付けてた純正品なのでマッチングはほぼ問題ないはずだが、タイヤサイズ変更に伴うメーター誤差が許容範囲かチェックしてみます。
タイヤ規格からの計算上の直径は
205/45R15:205×0.45×2+15×25.4 = 565.5mm
185/55R14:185×0.55×2+14×25.4 = 559.1mm
クルマの距離計および速度計はタイヤの回転数から得ています。両者の外周比は
565.5×π / 559.1×π ≒ 1.0114
GTI純正タイヤに比べ
速度計 100Km/h → 101Km/h
TRIP 10000Km → 10114Km
燃費 10.0Km/l → 10.1Km/l
に化ける計算になるが許容範囲でしょう。
なお、外周を画像のようないい加減な方法で実測してみたので参考値として紹介。
205/45R15(15000Km走行):1771mm
185/55R14( 2000Km走行):1757mm
タイヤ規格からの計算上外周は以下になります。
205/45R15:(205×0.45×2+15×25.4)×π ≒ 1777mm
185/55R14:(185×0.55×2+14×25.4)×π ≒ 1756mm
計算値と実測値はほぼ合ってる。磨耗を考慮するとかなり合ってると言ってよいのではないでしょうか?
気になるダイエットの結果をタニタの体重計で測ってみました。残念ながら体脂肪測定機能はついていません。
左:ルポGTI純正15incホイール+ダンロップSP2000:15.0Kg
右:VW純正オプション14incレゲエ+ミシュランENERGY:13.8kg
1輪あたり1.2Kg、トータル4.8Kgのバネ下重量のダイエットに成功!
なお、レゲエの単体重量はVWオプション価格表を見ると6.9Kgとなっている。タイヤ単体は13.8-6.9=6.9Kgになる計算。奇しくも(?)タイヤとホイールの重量が同じということになる。タイヤって意外と重いものです。
ルポGTIはパンク修理キットと電動空気入れが付属するがスペアタイヤとジャッキがついてこないのだ。なぜか長年愛用している日産純正パンタグラフジャッキを使いました。ジャッキアップポイントの詳細は取扱説明書に記載されている。
スクラブ値が若干変化したと思うけど面倒くさいので省略。
中古ホイールに交換後の第一印象 「いやぁ、ホイールが綺麗になった」(。o゚) ☆バキッ\(-_-;)洗車しろ
交換してして高速150Km、一般道200Kmぐらいを走行したが、タイヤがコンフォートよりに変わったことも相まって、印象はなかなかよろしい。
一方、
私的には運転がより楽しくなって、もっと遠くへ行きたくなった。今のところ良い事ばかりなのだが、もうちょっと距離をのばして、後に15incに戻し、頭をリセットして最終結論としないとダメかな…。
良く目にする文言「バネ下重量の軽減はバネ上に対して4倍の効果」やら「12倍の効果」とか…
酷いのになると「CO2排出量がン%低減」とかもあるけど、まず嘘だろう。ほとんど言葉の一人歩きであり、ン倍の効果が具体的に何に対してなのか判ってる人は居ないんじゃなかろうか?
仮に「バネ下重量軽減がバネ上に対し2倍の効果」としてみる。いったい何が2倍なんだ!?クルマ専門誌でも似たような文句を見かけるが、書いてる奴もわかってないのだろう。間ぁ違ぃ無ぃ。「貴方の人生が2倍ハッピーになります。」と同じで実質的な意味は限りなく不明である。
実際は自動車工学かなんかの元ネタがあって、それはたぶん真実なのだろうけど、世の中に広まる過程で大切な部分が欠落してしまったのだろう。真っ当に考えて路面追従性向上による操縦安定性や乗り心地の改善と思うけど。それらって4倍とか数値化できるものなのでしょうか?バネ下重量の低減はバネ上重量の低減に対し、いったい何が?どのような測定方法で?何%効果を認められたのか?明確に知ってる人がいたら是非教えて下さい。
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