前回フッキングしないバイトに悶絶したコッパセイゴのフライフィッシング。使用フライフックのロングシャンクが裏目に出てセイゴの口の中に上手く入らず弾かれた印象でした。反応自体はそこそこ良かったんですけどね。
で、対策ですが、日本の釣り針は世界一イイイイ!!ということで「カン付き丸セイゴ針」を使ってみようと思いました。
が、しかし、↓こんなセイゴ針っぽいフライフックを見つけリアクションバイトしました。
ただし、フライフックなので「ヒネリ」はありません。
たぶん、「ヒネリ」があったほうがフッキング性能は上だと思います。なんたって日本の釣り針は世界一イイイイ!!ですから。
でも、多くのフライアングラーは、あの「ヒネリ」が気持ち悪くてタイイング時にまっすぐにしてしまうのではいでしょうか?
私もその一人です。シンメトリーは動物の造形の基本。疑似餌を本物っぽく見せる第一段階が左右対称ではないのか。それに水中で真っ直ぐ泳がなくなるような気がしてしまうではないか。
てなことで、フライフックを選んでしまうのでありました。
さて実釣。コッパセイゴ対策フライの効果はいかに。
釣りは行く度に状況が変わります。これが釣り難しさでもあり、面白さでもあるのですが、比較検証はホント難しい。
前回、反応は多いものの、なかなかフッキングせず1匹の釣果でした。今回は少ないチャンスをものにして2匹と別魚種1匹。
データを沢山とり統計処理して結論を出すのが本来の比較検証でありますが、嘘八百、オカルト、誇大広告で押し通すのが釣り業界。なんの根拠もなく「激」「爆」「最強」で皆さん盛り上がりましょう!
てなことで超!爆!フッキング性能2倍(当社比)で釣果2倍!最高すぎる最強フライがここに誕生しました!
てのは冗談だけど、実釣で、この形状はセイゴの口に吸い込まれやすいと思いましたよ。先人達はセイゴを沢山釣ってこの形に辿り着いたのでしょうね。「ヒネリ」があればさらにフッキング性能が上がるんだろうなー。
YouTubeで見る場合はこちら → youtu.be/Kwz97QbGF5Q
フライ用としてマルトの管付きもメバルフライとかに使ってますが、カイズ針もシャンクが短めなのでセイゴ狙いには良さそうに思いますが・・・
Maruto なら「d21」、「No.5755BL TS-55BL」が良いです。魚が触っただけで刺さる針です。
フライ、到着を楽しみにしています。
魚が小さくて軽いほど『がまかつR17-3FT』がオススメです。
https://flyfisher.tsuribito.co.jp/series/gamakatsuhooks03
フライフィッシングの場合は、ドライで魚のバイトが目で確認できないかぎり、ある程度「向こうアワセ」で掛からないと、アタリ自体がまったく取れない事も多いですからね。
3)の「とらさん」と同じく、魚が触っただけで刺さる針でないと、「釣り逃し」ている事が多いと思います。
基本サイトフィッシングでやってますが見えないバイトもありそうですね。