ちょっと体力的に厳しいながら高速を使わず往復する目途がついた河口湖。次なるコストダウン目標は入漁料。月が替わって、購入月から3か月有効のシーズン券を買うチャンスです。
買う気満々で写真の準備。河口湖漁協で撮ると¥1,000請求される。こんなんデジカメと印刷で問題なかろう。えーと、サイズはいかほどにトリミング? 漁協のHP確認します。縦3cm×横2.5cmふむふむ。その時飛び込んできた以下の文言に電流走る。
遊漁税200円。年間券またはシーズン券の購入者は別途購入してください。
な、なんじゃそれ。シーズン券買ったところで釣行毎に200円請求されるようです。
何回で元がとれるんだ。えーと、ややこしい…、なんなんだ、この適性検査みたいな問題は!
1回当たりの差額は、日釣り券¥1,050−¥200=¥850。シーズン券の初期投資¥3,600を割ると4.2 つまり5回以上で元がとれる計算。
差額の具体例び、微妙だ…。近所ならまだしも、チト遠い河口湖。3か月に5回以上通う十字架を背負う勇気はあるのか。いつまた以前のように「河口湖なんて5年に1度で十分だ」に気が変わるかも知れない。とりあえず今月は日釣り券でいいや。
天気予報はどんどん悪い方向へ。天気は西から崩れるので夕方から降りだす霞のほうが釣れそうです。だけど、なんか気分が河口湖になってるので勢いで行ってしまいました。
現着すると予想を上回る本降り。そしてお目当てのフライ向きのシャローで似鯉が盛大に叩いてます。失敗したかぁ…。
よくよく観察すると似鯉の絶対数は多くない。前回よりも減水でウエーディング可能エリアは広くなっている。よし、大丈夫だ、きっと。
しかしノーバイトの猛攻で心が折れてしまいました。クルマで仮眠します。
仮眠から目覚め再開するも相変わらず雨は本降り。気温もたいして上がらず、雨水で体温がどんどん奪われます。この時期の雨なら丁度いいと思ってました。埼玉は蒸し暑かったし。けれど、山上湖って寒いんですねえ。もう、帰りたくなってきました。近所なら間違いなく帰ったと思います。釣れないし……。
しかし小バスのヒットで救われました。ありがてぇ。
そして、またヒットしました。ありがてぇ。
フッキングしないブルーギルのアタックもポチポチ。魚浮いてきたのか。完全ノーバイトの拷問からは解放されました。
しかし後が続かない。ここは気合を入れ、今後のためにもポイント探索してみます。
なかなかバスには巡り会えませんが、ヘラ師の竿が大きく曲がってるのが目に留まりました。かなりの良形のようで、記念写真まで撮ってます。なんと!40cmオーバーのようです。うらやましい。経験的にヘラが景気良く釣れてるとバスも釣れます。もう少しここで粘ってみよう。釣り方もちょっと変えてみよう。
まともなサイズがヒットしました。ありがてえ。
前回も釣れたこのサイズ。ネットで色々調べるに、どうらや漁協で養殖されたバスの可能性が高いです。放流バスはもっと小型と思ってました。今年最初の釣行で案内人氏に聞いても「20cm代じゃないの?」とのこと。昔はそうだったのでしょう。しかし、養殖技術の向上おそるべし。サイズは30cm半ば。重さは500〜800グラムもあり、引き味良好との情報です。
口の先端に針傷とは違う感じの傷が目立つのも不思議でした。イケスの縁にぶつかって出来る傷ではなかろうか?
15分後またヒット!
ありがたいけど、サイズがほぼ揃ってるのは養殖の証しではなかろうか。
むしろ、最初に釣れた小バス達のほうがネイティブではなかろうか。今の河口湖では。
なんだか、昔よく言われた「巨大釣堀」の4文字が脳裏をよぎるも、それでもまぁ、こっちのサイズのほうが、ありがたいでございます。養殖バンザイ!?
バスを駆除する漁協が多数派のなか、放流してくれる事実だけでも、ありがたいってもんですよ。
ちなみにこちらは間違いなくネイティブですよね。養殖してる話し聞いたことないし。
夕マズメは食いが立って、バス用に作ったフライでフッキングしてくれました。
なんだかんだ魚達は遊んでくれました。ノーバイトのまま帰らなくてよかったですよ。
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