2010年から使ってるディスプレイ一体PC。sound by YAMAHA、内蔵スピーカーの音質が自然で良好。NEC Directのカスタマイズ。その後メモリーも8GBに増設。気に入って使い続けてます。
3年目でS.M.A.R.T.エラー発生。診断ツールで調べると不良セクター数がしきい値を超過。HDDを自力で交換し解決。
そして7年目の最近、また不良セクターが増えてきました。たまに異音も。気にはしてたけど、ノウハウも学習済みだし「エラーが出てから交換すりゃいっか」と呑気に構えてました。
ここ数日、ディスクアクセスが妙に遅くなったり電源を入れ直さないと起動に失敗したりします。診断ツールを起動したら、なんとS.M.A.R.T.が取得不能。気がつけばHDD虫の息。ほぼ24時間起動してる僕の使い方だと3〜4年が寿命のようで。
値段も安くなったし、思いきってSSD化することにしました。結果的には大満足。動作が早くなり新しいPC買い替えたのごとく。これで、ジオンはあと10年戦える感じです。
SSDの価格は容量に比例します。なるべく安くすませたい。使用頻度が低く嵩張るデータを外付けHDDへ移動。ざっと、約100GByteまでダイエット。これなら120GBモデルで収まります。
でも、余裕が無いと後悔しそうなので、240GBモデルを買うことにしました。
クローン作成時に必要なSATA<=>USB変換ケーブル、2.5=>3インチ変換マウントも購入。
クローンを作成すべくUSB変換ケーブルでPCに繋ぐと、自動的にドライバーがインストールされました。
USBメモリと同じノリでWindowsがポップアップを出すと思いきや。
何も起こらんなぁ……。
「スタート → コントロールパネル → ハードウェアとサウンド → デバイスマネージャー → ディスク ドライブ」で確認すると、購入したSanDisk はちゃんと認識されています。
どうやらフォーマットする必要があるようです。
「スタート → コンピューター(右クリック) → 管理 → ディスクの管理」
未初期化のディスクがあるとこんなポップアップが出ます。
パーティションスタイルはMBRでいいようです。[OK]をクリック。
「未割当のディスクを右クリック → 新しいシンプルボリューム」
「新しいシンプルボリューム ウイザード」が立ち上がる。「ボリュームサイズの指定」はデフォルトのMAXで[次へ]。「ドライブ文字又はパスの割り当て」もデフォルトのまま[次へ]。「パーティションのフォーマット」もデフォルトのまま[次へ]。[完了]。
クローニングソフトは付属するわけでもなく、SanDiskのサポートからダウンロードできるわけでもなく、どうやら自力で探す必要があるようです。取説も紙っぺら1枚で質素。むしろ安価な変換ケーブルのほうが箱も豪華でオマケCDまで付属。でも今回使えるソフトは無さそう。
ググッて1番上に出るクローニングソフトを試したら、「ターゲットのSSD容量がソースHDDより小さい」とエラーで進まず。パーティション切ればいいのかな?
色々ググると、その辺を意識せずクローンが作れる簡単操作ソフトを発見。使ってみました。
AOMEI Backupper Standard:https://www.backup-utility.com/jp/download.html
真ん中の「システムクローン」ってやつがそれっぽいけど、「おシステム」とカタコトの日本語が丁寧すぎるせいか有料です。
一番上の無料で使える「ディスククローン」で問題なく作業できました。
1TBのHDDをソースに240GBのSSDを宛先ディスクに指定し[開始]。
完了するまでが長い。この手はプログレスバーが進まず不安になる事が多いけど、このソフトは転送Byteの数字がパラパラと変わるので安心。寝る前に始めて翌朝終わってました。
PCをうつ伏せに寝せ11本のビスで留められている背面カバーを外します。
ついでに3本のビスで留められてるシロッコファンを外しヒートシンクに溜まった埃も清掃。
SATAコネクタ、電源コネクタ、樹脂のロック外してから、2本のビスで留められているハウジングを外します。
せっかく買った2.5=>3インチ変換マウントですが、これを使うとコネクタがハウジングの奥になって指が入らず。ケーブルを挿せません。
無駄な買い物しちゃったかな?
しかし、付属のビス(だけ)が大活躍。こんな感じに、ハウジングの適切な位置にSSDを固定できました。
裏返すとこんな感じ。
このビスのために400円。そんな高くないし、ま、いっか。
接続を済ませて電源ON。
うまく起動するかな?
赤い彗星のごとく光速で起動しました。
Windowsが「これらの変更を適用するにはコンピューターを再起動する必要があります。」とポップアップを出してきたので素直に従いました。
何をやるにも速い!「一度SSDを経験するとHDDに戻れない」は良く聞く話し。確かにそうですね。
最後に、成り行きで増えてしまったパーティションを区画整理します。
「スタート → コンピューター(右クリック) → 管理 → ディスクの管理」(画像)
後方のパーティションから、右クリック、ボリュームの削除。その前方を右クリック、ボリュームの拡張。(画像)
エクセルのセルを結合するごとく簡単にできるんですね。これでCドライブの残り容量も増えました。このPCまだまだ使えるゾ。
うちもSSD 120G(システム)+HDD 1T(データ)にAOMEIでーす。確かにHDDには戻れないですね、楽なほうにはすぐ慣れてしまいます。デスクトップの壁紙が気になって仕方ないんですが。。。
ポンクエ面白いですよ!
自分も3年ぐらいの寿命でHDD交換していました。
今年SSHDという「ハイブリッド」にして一応成功なのですが,2号機・3号機の純粋HDDが遅いですね。
なお,同じようにスマホを改造できればスマホに乗り換えたいです(笑)。
すっかり「ほぼ自作・改造」人間です。
(購入時から遅いと感じてました)
真似してSSDに入れ替えました。
標準搭載HDDが500GBでしたが、125GB位しか使って無かったので僕も240GBに換装しました。
起動は速いと感じますが、ディスクと違う安心感が一番大きいかな?と思います
やっぱHDDの寿命は3年程度なんでしょうかね。
羽ぴょんさん>
入れ替えましたか。240GBでだいたい足りますよね。
ありがとうございます。
参考にさせていただきます!!いい記事ありがとうございました!!
換装作業はうまくいきましたでしょうか?