前回50が釣れて気合入りまくり。このモチベーションを利用して試したい釣りがあるのです。リザーバーをシンキングラインで攻略。
過去に何度かトライしてます。まず、TypeUでシャローちょい先のブレイクをトレースする作戦。霞ではそこそこ結果が出てます。しかし、まぁまぁ透明度のあるリザーバーでの結論は、ポッパーで水面まで浮かせた方が遥かに良く釣れるので意味なし。
次にTypeVで立木回りを攻める作戦。根掛かり、というか、ライン絡みが恐くて、核心部にはキャストできません。無難に安全な周辺を攻めるも無反応。企画倒れ。
そして今回ですよ。ファミリーセールでティムコのスタッフさんから「手っ取り早く沈めたい時いいですよ」の説明で買った「WetTip WF-250-GR」をリールに巻きます。
グレーンと言われてもさっぱりピンときません。ウィキで調べると「大麦の穂の中央からとれた種1粒の重さ」。なるほど、大麦1粒と考えると分かりや……ぃゃぃゃ、やっぱりピンときません。
箱裏に5.00ipsとあります。Googleに「1インチ」と入力すると「2.54センチメートル」と出ます。10秒カウントダウンで2.5メーター、20秒で5メーターラインを攻められるじゃないか。
未知なる領域の探索。ぃゃ〜夢は広がるなー。
前回、渋滞にハマり懲りたので、早めに出発早めに到着。朝5時50分スタート。湖面が霧に包まれて幻想的です。霧がでる日って、昼間はドピーカンでノーバイトの猛攻に殺されるイメージがあるので早く釣らなきゃ。
まずは、やり慣れたフローティングラインでポッパーの釣り。モーニングバイトは手堅く獲りますよー。これが、そこそこ反応あったものの、痛恨過ぎる全バラシ。そしてノーバイトの猛攻が始まります。
ここまでは想定通りですよ。秋のフラデバあるあるですよ。そこで今回の作戦ですよ。
準備したシンキングライン登場。未知なる領域の探索。ぃゃ〜夢は広がるなー。最初の30分ぐらいは……。
アタリのないシンキングラインのキャスト&リトリーブはなんか苦行で飽きてきます。冷静になってみると、私の想う「未知なる領域」って「ルアーの人達が攻めまくってる領域」……、ぃゃぃゃ、そんなこと考えてはいけないのである。絶対に。
前回50が釣れ充電されたモチベーションも完全放電されました。雲が増えて断続的ながらローライトなコンディションになったのを機にポッパーの釣りに戻します。忘れた頃に何回かバイトを得てはフッキングミスを繰り返し、結局、バスはキャッチせず終わってしまったのでした。
気合空回りで終わったけれど、どこかの時間どこかの場所でランカーに出会うチャンスはあったのだろうな。たぶん……。
唯一の収穫は「WetTip WF-250-GR」が沈下する様子を体で覚えたこと。じつは霞水系で1回使ったことがあったのですが、マッディウォーターでは「あっ」という間に視界から消え、なんかリズムを掴めなかったのですよね。ウエイトの無いストリーマーと組み合わせて霞を再チャレンジしてみたくなりました。
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