朝8時、フローター担ぎエントリポイントまで歩いただけで汗だくです。水に浸かると多少は落ち着きますが、直射日光と水面の照り返しでジリジリ。全体が赤く色づくよう反射シートを下に敷かれたリンゴの気持ちを若干ながら理解しました。
リザーバーは切り立った斜面が影を作るのが美点です。頑張ってその日影まで漕ぎます。灼熱地獄からエアコンの効いた室内に入ったように! とは言い過ぎながら、そこそこ、ひんやり快適で一安心。
さっそく試作フライの実釣テスト。あれほどバスタブで試したのに、想定以上に潜ります。先日の記事で書いた「手前まで引き切らないとピックアップできない」「速く引くとフローター目線から見えなくなる」という欠点そのまま。自宅の狭い風呂と実際のフィールドは似て非なるもの…、ぃゃぃゃ全然似てないのです。浮力を増すかダイブ能力を落とさないと手返し悪くスロー過ぎてリズムに乗れません。
だがしかし、ピックアップの早すぎで逃すバイトも多々あるはず。このフライに合わせたリズムでやってみようじゃないか。
小バス君が釣れました!!! だがしかし、釣れたのは着水ワンアクション後のポーズだし、なんか、やっぱり、いまいち、使い勝手が悪いのです。
でも、キャストの容易さと耐久性は良好。フッキング性能も問題なし。簡単に作れるし、造形的にも気に入っているし、鉛筆キャップと違って素性はフライの域を外れてないので(笑)、ちょっと改良するだけで1軍入り可能と思われます。たぶん。
引き続き日影メインで調査します。だがしかし、泡立ち気味の水質がよろしくありません。小物君達がフライの端は突っつくのみ。水通しの良さそうな所は直射日光にさらされています。
サマーパターンの日中は厳しいですなぁ。諦めてエントリポイントに戻ります。
その道中、空に点在するちょっと大きめの雲が太陽を隠したプチ・チャンスタイムでポッパーにバイト!
だがしかしバレました。残念…。
上陸し、夕方まで休憩します。
夏はマズメ狙い限定でこの時間に現着してもいいくらいです。だがしかし、過去数少ない50upは午前の日中に釣れてるので本日も頑張ってしまったわけなのです。
日影は伸び行動範囲は広がりました。そして、しばらくすると水面に魚っ気もでてきました。大半はヘラのもじり。だがしかし、立木の奥から聞こえる「バフ」ってのは明らかにバスの捕食音。フライでは、ぃゃルアーでも到底キャストできないゴミゴミした奥からです。攻められる範囲内でポッパーをキャスト。ポップ音の誘惑でここまで来てくれないものか。
37cmのバスが釣れました。だがしかし、この写真を撮ってる最中も「バフ」っとやってます。結局、そやつは釣れませんでしたが、ま、こいつが釣れてくれたからOKです。
少々移動。
サイズアップしました。
大きな口。
46cm。なかなか良いでございます。
こちらは44cm。
数はでませんがサイズ良く、日中の厳しさが報われたサマーパターン釣行でした。
ちなみに意地でテストを続けてる鉛筆キャップフライ。あんまこのフィールドに合わないようです。(汗)
40upのヒット状況は動画で見てね!
スマホはこちらからが見やすいです→youtu.be/r4gHrOwnL_Q