冗談半分で始めたのに前回の釣行で可能性を魅せた「えんぴつキャップ」。
試作版、β版を経ての3号機。多数のバイトを得たもののサッパリフッキングしないβのヘッドそのままで、フックを大きく、キールは諦め下向きにしウイードガードを付けてみました。
難しいものです。バランスが崩れ泳ぎイマイチ。ウイードガードを付けにも関わらずキャストで葦にガサっと刺さりやすく使い勝手もイマイチ。結果は出ませんでした。
今回は4号機も作ってきました。キール構造を踏襲しつつフッキング問題を解決す為にボディ後方を斜めカット、リップは小さくし前方に傾けました。
こちらは結果が出ましたが、泳ぎの立ち上がりの悪さとフックがラインアイに絡まりやすいのを何とかしないと1軍入りはできません。葦に絡む場面も度々。もっと改良しないと…。
スマホはこちらからが見やすいです→youtu.be/xwo40BEkxtE
関東も梅雨明けしてしまいました。夏はあんま好きくないけどバスは釣りたい。まだ暗いうちに埼玉を出発。星が綺麗な夜空。快晴の予感…。
朝日が眩しい霞水系に到着。なんか水面にアクが浮いてるなぁ。各所を観察しながらクルマを走らせてると釣り準備中のフラデバ仲間SEKOさんに遭遇。夏の朝マズメは短いので挨拶早々に数キロ先までクルマを走らせます。ポイントの選択理由は木陰の駐車スペースで昼寝できること。
フローターはポイントに向かって利き手と逆側に進むほうがキャストしやすいです。水の流れもその方向ならさらに楽。上手い具合に流れに乗れてキャスト続けること20分。最初のバイトは嬉しい40upです。
出たのはシェードだけど、フローターポジションは直射日光と水面反射のソーラレイシステム。対策で帽子とタオルで顔の大部分を隠しバスを持ちニヤけるおっさんは傍から見ると怪しい人なんだろうなぁ。
引き続き流れに乗って進みますが、なんだか、とっても、よくありません。この流れを後押ししてる水門からの流入。この水が汚くラインが汚れます。ライン掃除に使ってるキッチンペーパーがどんどん茶色に染まっていきます。
そしてバスの反応が無いまま2時間少々の旅を終え、エントリポイント付近まで戻ったところで、朝釣行から撤収したSEKOさん登場。自慢ビームを拝聴すると「30cm前半ながら5匹釣った+バラシ」とのこと。40up1匹とどちらが嬉しいかは微妙だけどバイト数で大敗してるのは確かです。
そしてエントリポイントに戻りました。ここは前記悪水を排出中の水門の対岸です。「夏はカレント!」で良いはずだったんだけど…、水面のアクとゴミはさらに増え気持ち悪いくらいになってます。
でも、その悪水が当たるチョイ上流は良さげに見えます。
上陸を思い直し、そこまで漕ぎキャストすると…。
元気良くバスが飛出しビックリ仰天!
今更ですが、流れが当たる上流側が正解だったようです。
今までの不調が嘘のようにバスが飛出します。
しかし日が高くなりシェードがどんどん狭くなるに従いバスの反応もフェードアウト。好ポイントの発見が遅すぎたけど、滑り込みで3匹ゲットできたから良しとしましょう。
動画撮ってるビデオカメラからピー!とアラーム音。何事っ? モニタ画面に「本体の温度上昇につき…」とエラーメッセージが表示され録画は自動停止していました。熱暴走前に自己申告するとは良く出来ているじゃないか。
これは人間のほうも危険。当初の作戦通り木陰で昼寝します。今日は日本の夏にしては湿度が低いようで日影は予想以上に快適。
昼寝から目覚め木陰を出ると強烈な陽射しが突き刺さります。午前ポチポチあった雲は何処かへ飛び去り晴天過ぎる快晴です。これは厳しそう。午後の影ができやすい立地を探しクルマを走らせます。
15時過ぎ。まだ日が高いので、ゆっくり飛行機見物しながら釣りの準備。霞上空は成田への航空路なんですよね。車輪を出し低空飛行する機体にはロッドティップが届きそう。(嘘)
少数派のプロペラ機。翼が細く美しい機体ですね。ググったらQ400なるカナダ生まれの航空機らしいです。今日見たなかで一番カッコイイ。
こちらは良く見る機体。私は詳しくないのでググってもボーイングかエアバスか判別できません。エアバスよりもブラックバスの写真を撮りたいほうなんで…。
てなことでエントリしたポイント。シーズン序盤は好釣だったけど最近は不釣。ダメそうならまた移動と思いましたが…。
青い空の下、シェードから元気にバスが飛出しました。第2部はこの場所に決定っ!
しかしこのバスは詐欺師だったようです。以後ノーバイトの猛攻に苦しむハメに…。そして期待の夕マズメですが、鯉科っぽい尻尾の魚が何やら岸際でバシャバシャ叩いて場を荒らします。結果的にこの場所失敗でした。最後の最後で辛うじて小バスを追加しパっとしない第2部は終了。
ちなみに鉛筆キャップ、前述の要改良点を除いても基本的に引きモノなので、今日のようなピーカンで日影が小さい時は使い勝手が悪いですね。それでもテストの意味で使い続けましたが、そのせいで逃したバイトがあったかも知れません。前回の釣行は梅雨空でバスが葦から離れ回遊してたから反応良かった気がするのです。
元気良く飛び出すバスのバイトシ−ンは動画でご覧下さい。
スマホはこちらからが見やすいです→youtu.be/VREaYNqYim8