ミノムシポッパーに以下のコメントを頂きました。
ひょっとして、電気屋さんで売っている、収縮チューブのφ8あたりを買い、片面のみライターであぶると、このような形状になります。
太い熱収縮チューブがあればなぁ…っとamazonで探すとφ10mmを発見! しかも送料無料なので購入してみました。
収縮開始温度70℃以上、完了温度90℃以上とのこと。先端を熱湯につけると上手い具合に狙った形になりました。
但しφ5mmまでしか収縮しないスペックです。ミノムシのようにスレッドで縛れないですね。
こんな感じにハサミでカット。これでなんとかなるでしょう。
目論み通り上手く巻きとめられました。水抜き穴になるのは好都合でカップ部はぐるり接着できます。ただ不格好なのでハックルで隠しますかね。
こんな感じに仕上がりました。けっこう良さげじゃないでしょうか。これまた面倒な加工や塗装工程がないので簡単!短時間!にポッパーが作れます。
フックはB10S#2を使用。その他の製法はミノムシポッパーと同じなので割愛します。このページ下のリンク先を参照下さい。
ちなみに先日紹介したミノムシポッパーはφ12mmです。
重さはHSポッパー0.82gに対しミノムシポッパーは1.32gです。ミノムシはゴムが厚く意外と重いですね。21日の釣行でミノムシポッパーを使いバスを仕留めましたが、キャストしててもチト重く手首にくる印象でした。向かい風や蜘蛛の巣を切るには重さがメリットになる場合もあるので使い分けようと思っております。
ちなみにESポッパーB10S#2はラバーレッグ付きで0.73gです。
実釣テストにより改良の可能性があるので今回も試作版としておきます。
滅収縮チューブなかなか使えそうなのでクリアφ10mmφ8mmも追加注文してみました。クリアφ8mmはミノーパターンに使えそうです。
amazon+黒猫の仕事は早いですねぇ。注文後12時間でクリアが届きました。たった数100円の買い物で恐縮してしまいます。早速作ってみたところ、な、な、なんと! 熱湯につけても収縮しません。
ブラックと特性が違うようです。
よくよく見ると「収縮完了温度115℃以上」なので熱湯が効きません。仕方なくライターで炙りました。均一なテーパーを作るのがチト難しいですね。収縮率がブラックより低く、収縮後の質感も固く、益々テーパーを作るのが難しいです。
とりあえず、こんな感じに仕上がりました。ブラックのほうが綺麗にテーパーがつくぶんプロポーションはいいですね。クリアのメリットはEVAのカラーを活かせることと、ちょっとゴースト感がでるところでしょうか。
以前は「熱収縮ポッパー(試作版)」と表記してましたが、すっかり1軍入りして実績を積みました。しかも撃沈アングラーの聖地、あの牛久!で釣れたのを記念し「HSポッパー」と改名します。なぜならこのほうがカッコイイからだ。(笑)
ちなみに「HS」は heat shrink 、熱収縮を英語にしただけです。
クリアの熱収縮チューブは私も使ったことあります。大体同じような感じのポッパーでゴースト感があるので海用ポッパーというイメージで。でも確かにライターであぶってもテーパーつきずらく少し使いづらい印象でしたよ。