ダイソーで新たなマテリアルを発見しました。大小2種、2色、計8個セット。もちろん100円。(税別)
商品名「ワニ口クリップ」ですが、初年時代「ラジオの製作」を愛読し、一応は電気工学科出の私からすると「ミノムシ・クリップ」です。ワニ口は洗濯バサミのような形状のやつです。現場でも両者は混同されてますが、ちばらきFFではミノムシに統一したく思います。
今回は大きい方を使用。こんな感じにハサミでカット。毎度おなじみEVAマットも形を合わせてカット。EVAはシャンクを通す穴を開けます。これで下ごしらえは完了。残った金属部はもったいないのでフライ乾燥治具でも作ろうと思います。
フックは TMC8089#6 と瓜二つの マルトs19 6号。いつもの B10S#2 ではシャンクの長さがチト足らないです。ウイードガード(フロロ14号)とお好みのテール材(今回はEPファイバーとフラッシャブー)を巻き付けます。
ミノムシ固定の為に太く、EVAが後方に寄らないようあえて段差を作ります。
下ごしらえしたミノムシとEVAをシャンクに通します。
ミノムシをEVAに被せます。
スレッドで、ぎゅ〜っと、縛ります。
瞬間接着剤で固定します。
ウイードガード先端はライターで球状に処理した後アイに巻き接着。中に水が入ったら中空フロッグのようにキュッキュッと絞り出せるようカップ部は接着しないことにしました。
この形状をバルサやコルクで作り塗装すると相当たいへんですが、極めて簡単に作れます。ESポッパー以上に簡単だと思います。
塩ビ樹脂の光沢と柔らかい質感がカエルのようなのでドールアイを貼ってみました。凝るならレッグを付けて「ミノムシ・フロッグ」にするといいかもですね。
まだフィールドで使ってないので実釣テストにより改良するかも知れません。
じつはこのマテリアル。マジックヘッドの代用品はないかと探したものです。
マジックヘッドはシンキングラインの釣りで効果を確認してるものの、入手しにくいし値段が高いんですよね。
トップで好釣なこの時期ですので、沈むフライは後回しにし、急遽思いついたポッパーを作ってみた次第です。