今日から12月です。出発時、クルマのルーフがまだ凍っていました。
前回は天気が悪く最高気温が10℃でしたが、今日は気温の上昇が見込めます。天気予報では「小春日和になります」との嬉しいお言葉も。
フローターに空気を入れエントリしたのが10時8分。例年に比べて高かった水温も1桁になってしましました。朝の冷え込みがキツくなってきましたからねぇ。
でも風は弱くて抜群のキャスティング日和です。今日もトップオンリーで行きますよ。
12月ともなると水面の活気が減ってきます。先月よく見たイナっ子の「ピチ、ピチ」ってジャンプも影を潜め、ベイトっ気はかなり少なくなった印象です。たまに「バシャ!」って音が耳に入るとリアクションでその方向へ首が動いてしまいますが、その発生源は魚にあらず水鳥達。
水面に「ぬっ」と突然顔を出す川鵜はベイトが居る証明と前向きに受けとめるとして、フローターが近づくと枯れた葦の根本から「バシャ、バシャ、バシャ、バシャ、バシャ、バシャ、バシャ、バシャ、バシャ、バシャ」と水面を滑走して飛び立つ黒い水鳥(←名前はオオバンでいいのでしょうか?)は場を荒らされてる気がしてなりません。
しかしながら、天気予報が当たり風が弱く小春日和の水面からは「いつバスが飛び出してもおかしくないオーラ」を感じます。前回も釣れたし今日も1匹ぐらいは釣れるでしょ。
そして…
マジ釣れました! 12月でもポッパーに出ますですよ。
これはテンション上がります。
その15分後…
バスが背ビレを出してポッパーにアタックしてきました。
全長は40に届かなかったものの重量感があるナイスなコンディションでありました。
この調子で連発したら2桁釣れちゃう!?
ま、2桁なんてハイシーズンでもそうそう無いのだし、当然のことながら、しばらく無反応。
1時間後…
水飛沫を上げ、バスがポッパーにアタック!
これまたズッシリ太ったみごとな魚体。
調子いいわー。来た甲斐があるってーもんです。
時計は12時を回り冬装備では暑いくらいの体感温度。こりゃさぞかし水温も上がったのではないでしょうか?
計ってみると1℃上がってました。希望的観測値はもっと高かったのですが、現実にはそうそう急に上がらないものですね。
しっかし、小春日和で快適な寒中フローターです。唯一の不快点は顔やロッドに絡まる鬱陶しい蜘蛛の糸。空中に糸を漂わせパラセイリングのごとく水面を滑走する蜘蛛達の技は凄いの一言でありますが、水面で釣りするこちらとしては迷惑です。別段困るわけではないのですが、なんか纏わりついて釣りに集中できないンですよね。
帽子からたなびく蜘蛛の糸と格闘し、リトリーブのリズムが狂った時にまさかのバイト!
蜘蛛を気にして下向いた時に「ジュボ」っと出て、向こうアワセでフッキングしました(笑)。ポーズが長くなったのが逆に良かったのかな? またまたコンディション良好。この時期トップに出るバス達は皆さんよく太ってるようです。
この鬱陶しい小さな蜘蛛達が大移動する時って不思議とよく釣れる気がします。
残念ながら好釣はここで終了。風が吹き始め、水面が波立つようになると沈黙してしまいました。
そして16時を過ぎると「あ」っという間に暗くなり、暖かかった日中が遠い過去のような寒々しさ。撤収後、どれくらい水温が下がったのか計ったところ…。
意外や日中のピークと変わりませんでした。温度の絶対値よりも上昇のほうが重要なのかな? そして何より風ですね。
↓動画を見てもらうとハイシーズンと釣れ方が大差ないのが伝わると思います。ぃゃ、むしろハイシーズの渋い日より全然良かったです。ラージは一般に言われてる程の温水魚ではないのかも? と、思いたくなるようなアグレッシブさ。そして釣られ傷のないコンディションの良い魚がヒットするのだから、寒中フローターFFもなかなか楽しいのでありますよ。今日みたいに釣れたとき限定ですが…。
スマホはこちらからが見やすいです→youtu.be/51HzMFHOXDQ
風もなくて釣り日和だったんですが、ノーバイトの撃沈でした。
車田さんの釣果に背中を押してもらいまた行きます(キッパリ)
午後も風の弱い釣り日和なら二桁行っちゃったかも。
私は寒さに気力が負けてます^^けど、動画を見てるだけで十分楽しめます。