台風接近でどんより曇った釣り日和と思いきやワタカの産卵日和だったようです。釣りはポイント選択が重要です。結論から言うと浮く場所をミスってしまいました。

マッディウォーターのフラデバは突然水面がバコっと割れる迫力が魅力です。しかし本日浮いたポイント、葦際はキャスト前からワタカの産卵で大騒ぎ。

時折ワタカとは思えぬ大きな水飛沫も上がりますが、どうやらワタカが産んだ卵を漁る鯉のようです。ジュッパ、ジュッパ、と食ってます。鯉って悪食だよなぁ。自然を大切にしようとか言って子供達に鯉の放流をさせる学校があったりするらしいけど…ぃゃ…これ以上言うまい。

しかし過去見たなかで最大規模の産卵活動。鯉の襲来もなんのその。こんなにワタカ居たんかい！

実績ポイントの大半がワタカで大騒ぎなので沖目を狙ってみますが……やっぱ、マッディのオープンウォーターって釣れる気がしません。ならばワタカを……産卵に夢中故に食性が消え失せているようで難しい…。

このエリアにバスは居ないと決めつけようとした、と、その時、陸っぱりの人フィッシュオン。居るんかい!!!

別の流入河川に浮いてるSEKOさんと電話。じつは先に浮いてたSEKOさんと情報交換したうえでこの場所を選んだのですが結果的にはあちらのほうが良かったようです。

電話を終え１投目。テキトー投げたポッパーにいきなりバコっとバイト。あらビックリ釣れました。これをきっかけに釣れると思いきや相変わらずワタカはバシャバシャ騒いでいるし…。

ノーバイトの猛攻に耐え兼ね10時で上陸。よく会う地元のバスアングラーからお話を聞くと数キロ離れたところで６連発とか…。

霞のワタカは梅雨時に葦の根本に産卵するようです。今日も感じましたが、あらゆる釣人に無視されてる雰囲気です。ワタカという名前すら知られてる気がしません。釣れてもウグイ（ハヤ）程度に思われてるのではないでしょうか？ 身近に居るわりに関東では知名度ほぼゼロの魚です。かくいう私も壊滅的に引きが弱いのであまり真剣に狙わないわけですが。