フライでバス釣り
2010年11月03日の記事です
マッディウォーターでマッチ・ザ・ハッチ
記事挿し絵
マッディウォーターでマッチ・ザ・ハッチ
車田ホイホイのルースニングで

霞水系に来ました。先日まで台風&雨。増水の跡が随所に見られ急激に通常水位に戻った印象。というか減水気味。雨の後なのに。徹底した水門管理の霞水系ではよくあること。

まずは100円ルアーでバス狙い。本日の釣行で最も力を入れたパートでしたが残念ながらノーバイトの猛攻喰らって撃沈してしまいました。散々歩き回り汗だくでクルマに戻る。近場でルアー&フライ2タックルやってた羽ぴょんさんに状況聞くと「ギル君は釣れた」とのことで#3/4ロッドのルースニングに変更。

あっという間に6匹Gett!やっぱルースニングは反則技だ。でも釣れたほうが面白いのは事実。ちょっぴり欲をだして小バス求めて彷徨うも不発。鯉の実績ポイントまで足を延ばすも異常なし。ギル君狙いに戻し2匹追加。

マッディウォーターでマッチ・ザ・ハッチ
#12ドライフライでオイカワ

ライズリングを発見。橋の上からつぶさに観察してみます。ゆっくり流れる川の岸際で推定13cm、流心では20cmオーバーの魚が流下物をパクパク食っている様子。

クルマに戻ってドライフライにチェンジ。ポイントを潰さないように岸際の小物から狙ってみます。フライ先行ダウンクロスでライズポイントまで流します。流れがゆっくりなのでじれったい。パシャっと小さな水飛沫が上がりヒット!ライズの正体はオイカワでした。

魚達は数匹のスクールで移動しながらライズしているようで射程距離まで引き付けてキャストするのがコツですな。オイカワのヒットでライズは遠のいたものの続いているので羽ぴょんさんに電話で報告。

マッディウォーターでマッチ・ザ・ハッチ
同じフライで淡水界の帝王(引かない部門)ワタカ

羽ぴょんさんが到着すると丁度20cm級のスクールが射程距離内でライズ。まさかのマンモス級オイカワが釣れてしまうのでは?あっけない程簡単にフライを食った魚の正体はワタカでした。まぁ、ほぼ分ってたんですが、まさかがあるかも知れないじゃないですかっ、まさかが。

画像のオイカワとワタカを見比べてほしい。リールと比較してワタカのほうが二回り以上大きいのが見てとれると思います。しかし泳ぎが鋭い分オイカワのほうが釣り味良好。これがワタカの凄いところです。なんでこんなに引かないのだろう。ほんと体重分しかロッドが曲がらない印象なのです。ヒットするまでは面白いのですが、その後はファイトじゃなくて“回収”と表現すれば伝わるでしょうか? すぐに羽ぴょんさんもワタカをヒット!こりゃ楽しめますねぇ(引きは除く)と会話した直後に…。

この光景が見学されたのか?偶然なのか?あるいは作戦なのか?私の真正面になる対岸にバサーが入りビッグベイトのキャスティングを始めました。もちろんライズは沈黙。橋の上流側に移動した羽ぴょんさんは釣れ続けているけど、この橋の前後は元々人気スポットなのか?何らしか釣ってると釣人が集まってくる法則が適用されてるのか?バサー達で混雑してきました。雑踏を避け旅に出ます。あれ?ホントは私もバス釣りに来たはずだったのだけど…。

マッディウォーターでマッチ・ザ・ハッチ
ハッチのピークだったんですね

旅の途中、ハッチした水生昆虫たちの乱舞を目撃。こんなに出てたんだ。霞水系のハッチって物凄くわかりにくいのです。マッディウォーターは少々水面が乱れたところでキラっとすることはなし。ほぼ全面が日向で周囲はまっ平らな田んぼ。つまり背景はほとんど明るい空。画像のようにバックが黒く見える所で初めて気づくことが多いのです。

旅は釣果なし(--;元の場所に戻ってきました。小規模になりましたがワタカのライズは続いています。これが物凄くシビアで#12は見切られてる感じ。よくよく観察するとミッジサイズしかハッチしてない様子。#14にサイズダウンしたら多少反応するけどフッキングしません。マッディウォーターでも基本マッチ・ザ・ハッチなんですなぁ。羽ぴょんさんが「ここギルがドライに出ますよ」と指さすポイントに同#14をキャストするとワンキャスト・ワンバイトありますがまったくフッキングしません。えっ?ギル君も!?

日が傾くと寒くなってきました。もう晩秋ですねぇ。羽ぴょんさんが必殺釣法でタナゴを狙いに切り替えたのを見学。さすがにフライタックルでタナゴは難しいのか?ここには居ないのか?タナゴは出現することなく日没撤収。バスは釣れなかったけど、なんだかんだけっこー楽しめました。


<釣果> ギル君×8、オイカワ×1、ワタカ×1
記事の日付:2010年11月03日

コメント

1) maru2010/11/06(土) 21:36:01
ワタカ、もう何年も釣ってませんわ。。。
ホント引かないですよね〜。
でも私、実はワタカにラインブレイクされたことがあります!結構流れのある小川で、フッキング後にほとんど抵抗なく手前まで泳いできた泣き尺ワタカでしたが、足元の草に8xのティペットが絡んでからその場でバタバタと…んでもって、糸を掴んだらプッ!でしたぁ。。。彼ら、ランディングされてからのが暴れますよね!?
2) 車田2010/11/07(日) 03:20:39
一瞬ビックリしましたがそーゆー理由でのラインブレイクでしたか。
間違いなくランディング後のほうがエネルギッシュです(笑

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