オープンウォーターで出たバス

気温変動激しい今年の5月皆さん如何お過ごしでしょうか？私は暑い日と寒い日のピークを交互に選んで釣行してしまってるようです。先週寒さに震えたフィールドで暑いのなんの。雲ひとつない晴天でバスが気難しい一日でした。

朝一は水面に活気があった。先週はまったく見なかったライズと遭遇。フライアングラーとしては萌える状況です。お気に入りのポイントへ向かう途中に浮かぶブイ目掛けキャストするとポフっとバイト。残念ながらファイト1秒でバレてしましましが先週反応なかった沖目にもバスが居るようです。ポイント到着。お気に入りポジションから放射線状にキャストしバスを探ります。ポーズをいれたマックフライにシャバっと水飛沫。すかさずアワセて本日1匹目Gett！その後は日の高さに反比例してライズは減少。ついには沈黙。えっ！もう終わりなの？

ポッパーに出るやつはコンディション良好

ピーカンでオープンウォーター狙いは辛い。シェード狙いに作戦変更。そこそこ反応あるのですが食いが浅くてバラシが多い。なんとか3匹追加するも、太陽はどんどん上に移動しシェードが狭くなる。不運な事に先週より減水してポイントが開けてしまっている。湿気が少なくカラっとしていて5月なのに秋晴れの様相。なんだか釣れる気がしないぞ。実際釣れないのでした。

詳しい方はご承知でしょうが、雄のバスは子供を一定期間守りますが、それが終わると180度方向転換し自らの子供達の間引き作業に入ります。点在する天の川のような稚魚の塊があるところでガバっと派手な水飛沫が上がったりします。この手のバス、フライなら釣れるだろって思う方も居るかも知れませんが、ところがどっこい釣れません。お約束でキャストはしますがまったくもって釣れません。シーバスのアミ・パターンに似た状況じゃないでしょうか？

本日最大45cm但し痩せてました

釣れないドピーカンの暑い日中。冷房の効いた飲食店にでも行ってのんびり昼食でもしたいところですがフローターでそこそこ規模の湖に浮いてしまうと、もう、面倒くさいです。日陰にボケェ〜っと浮きながらマヌケなバスが回遊してこないかなぁ？なんてキャストしてみますが無反応。風に流されながら惰性でキャストすると40cmが勢いよくバイト。一度は折れた心が再起動し真剣にキャストしますが単なる交通事故Hitだったようで無反応。

日陰に沿ってよろよろ進むと目の覚める光景。どう見ても40upがフライを追って浮いてきます。フッキングまでには至らないものの3回キャストしたら3回浮いてきます。この反応、スポーニング絡みのバスのようです。さすがに4回目はなかったのですが場を休めて最キャストしたら釣れちゃいました。気の毒な感じに痩せてましたが、ま、いっか…。

こっちの43cmのほうが引きました

少々移動すると40upの見えバス発見！どーせ無視されるんだろう…。ダメもとでキャストするとビックリ釣れました。今日の難しい状況下でこんな釣れ方ありなんか？

気合を入れて探せばイージーに釣れるバスが居るはずだ！との妄想にかられ漕ぎまわりましたが3時間に及ぶノーバイトの猛攻喰らって意気消沈。

振り返れば釣果的には充分なんだけど後半ノーバイトの猛攻で終えたので何だか撃沈したような気分で撤収作業も捗らないのでした…。