さっすが100円ルアー

「春になると鉄板にニゴイが釣れるポイントがあります」って所にmaruさんのガイドで行ってきました。

鉄板、なんという甘美な響き。事前に適合タックルと釣り方も聞いているのだ。ハリウッド映画に例えるなら
(1) 特殊部隊を引退し家庭内不和を抱えながらもまずまずの生活の主人公
(2) の娘がテロリストに誘拐され
(3) 敵地に乗り込む
つまり勝ったも同然だ！わははははは！

「今日はガイドに徹します」釣師の言うそれって…

しかし試練が待ち受けている。戦地は思ったより広大だ。想像の倍近い川幅。予想以上の流れ。手前はコンクリブロックでドシャロー、目標はその先なのだ。手持ちの装備は限られる。とにかくターゲットに届くことが最優先だ。格安パックロッド＋14lbベイトを諦め、格安振り出しロッド＋メバル用に買ったものの出番がなかったスピニングで100円ミノーをキャストしてみる。

びっくり！ライトタックルって100円ミノーがこんなに飛ぶんだ。開始早々ヒット！ギラっと光った細身の魚体は明らかに本命のニゴイ。プツン……、う〜む、糸が弱すぎる……。

その後、羽ぴょんさんヒット。魚影は濃いゾ。

やっぱ竿頭フラグでしたかmaruさん

ロッドそのまま先月65cmをぶち抜いたシーバス用のリールにチェンジ。流れの強いこの川にイマイチ合わないけど仕方がない。PEラインが流水を切り裂く感じがロッド越しにビンビン伝わる。これって経験上、魚を散らす感じなんだよなぁ……。

maruさんの提案で少々移動。ヒットゾーンも丁寧に教わって100円バイブレーションをキャストぉ。よしよし、ここの流れならPEでも流水になじむ感じ。なんと1投目でヒット！(1枚目の画像)

立ち位置が限られるので羽ぴょんさんと交代。順番に釣る作戦。なんだかんだでmaruさん一番釣ってます。サスガ。

ウエダー特権、瀬のポイント

遠方に渡った特派員Kも釣ってるようだ。確かに鉄板ですね。

── 午前の部終了 ──

蕎麦屋で昼食。蕎麦湯うめぇ。午後はもうちょい上流をガイドして頂くことに。

羽ぴょんさんが釣った太ましいマルタ

── 午後の部 ──

上流部へ来ました。全体的に浅く多少は渓流っぽい感じ。う〜む、使用タックル的にというか、持ち合わせのルアーの都合というか、なんとなく死亡フラグの予感。魚は居るのに釣れませんでした。次回はもうちょい装備を工夫しよう。

埼玉からお手軽な距離内では近年希にみる程に良い釣り場でした。やっぱ近場では不人気魚種を狙うのがいいですなぁ。ターゲットがニゴイとなると餌釣りもほとんど居なく休日でものびのび釣りを楽しめる。maruさん有難うね。